2020年 6月 7日 (日)

【きょうの格言】「映える」容姿はあくまで人生の「付属物」 それに頼れば必ず躓き、いずれ沈没する

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   みなさん、はじめまして。丸ノ内ミカと申します。

   東京の金融街「丸の内」の某金融系大手企業で、かれこれ20年近く事務職をやっています。私のような事務職の女性会社員は、かつては「OL(Office Ladyの略)」、大昔は「BG(Business Girlの略)」などと呼ばれていました。「お茶汲みOL」「腰かけOL」などの言葉も当たり前のように飛び交っていました。

   しかし、時代は「令和」。今や大手企業でも、「腰かけOL」は絶滅危惧種になろうとしています。事務職も「事務のプロフェッショナル」として、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などの最先端スキルに習熟するなど、専門職としての付加価値を持たないと、生き残れない時代です。ただ漫然と、所属部署のガラパゴス的事務作業をこなすだけでは、そう遠くないうちに人材としての価値を失ってしまうのです。

   2020年、令和2年。生き方、働き方の歴史的パラダイムシフトが現在進行形で起きている今、従来どおりの価値観で生きていたら、この先は生き残ることが難しくなります。

   私が主宰する「丸の内サバイバー女子会」では、激動の時代を生き残るために、今後の生き方を中長期スパンで策定していきます。

   さて、初めてのアジェンダは、「『映える容姿』でサバイブ出来るのか?」です。

  • いつの時代も女性の関心事は「美」だけど……(写真はイメージ)
    いつの時代も女性の関心事は「美」だけど……(写真はイメージ)
  • いつの時代も女性の関心事は「美」だけど……(写真はイメージ)

「容姿がいい」とオトクという身も蓋もない現実

   最近でこそ、ネットの女性向けサイトでも、働き方やキャリアが一大カテゴリーになっていますが、昔からの鉄板カテゴリーは、やはり「美容」。化粧品、ファッション、アンチエイジングなどの「美」に関するネタです。時代が変わっても、女性たちの最大の関心事であることには変わりありません。

   なぜ、女性たちがこれほどまでに「美」に関心を持つのか――。いろいろな理由があると思います。単純に、美しい状態でいると自分自身が快適で気分がいいというのもあるでしょう。

   でも、大半の女性、特に若い女性は「容姿」を、対人、対社会に対する、ある種の効果絶大なツールとして認識している人が多いのではと思います。

   2020年の今をもってしても、容姿がいいと、生きていくのにラクだったり、トクしたりする機会が多い、という身も蓋もない現実があるからです。

   ましてやここ近年のインスタの日常ツール化、一億総YouTuber化で、自分の容姿が人目に晒される機会は格段に増えています。メイクするような感覚で美容整形をする人が増えているのも、こうした「映えブーム」が背景にあるというのもあるでしょう。

   しかし、「容姿」とは本当に効果絶大な武器なのでしょうか?「容姿」をコア・コンピタンスに人生設計をして、本当に大丈夫なのでしょうか?

   ちなみに、この手のネタで必ず導き出される典型的な解として、「容姿が武器になるのは若いうちだけ。容姿は減価償却資産なので、ある年齢になると価値がゼロになるから、容姿を武器にするのは愚かである」という論調がありますが、それだと「ある年齢になっても価値がゼロにならなければ、問題なくない?」と反論されてしまうと、論破が難しくなります。この時代、50代でも60代でもキレイな人はキレイです。ですので、この解は「容姿は武器になるのか?」に対する明確な答えにはなっていません。

丸ノ内ミカ(まるのうち・みか)
丸ノ内ミカ(まるのうち・みか)
早稲田大学第一文学部を卒業。金融系大手企業に就職してから、一貫して事務職やっています。10歳年下の夫と二人暮し。野球が大好き。シーズン中の週末は、ほぼどこかの球場に出没。東京・多摩出身。40代後半のアラフィフ。
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