2021年 7月 29日 (木)

【株と為替 今週のねらい目】米国の緊急利下げで円急伸、株価2万円割れの可能性は?(3月9日~13日)

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   世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、米国のFRB(米連邦準備制度理事会)が緊急利下げを実施した。ところが、米国では早くも追加利下げの観測が浮上。それを背景にしたドル売りが進んでいる。

   米国経済は先行き不透明感が色濃く、米国株の続落や円高ドル安の進展で、日経平均株価は2万円の攻防に移りつつある。

   どうなる? 今週の株式・為替マーケット!

  • 新型コロナウイルスの影響で株式市場は大混乱!(写真は、東京証券取引所)
    新型コロナウイルスの影響で株式市場は大混乱!(写真は、東京証券取引所)
  • 新型コロナウイルスの影響で株式市場は大混乱!(写真は、東京証券取引所)

東京株式市場 下げ幅、とうとう3000円超す

日経平均株価予想レンジ:2万1500円~1万9000円

2020年3月6日(金)終値 2万749円75銭

   今週の東京株式市場で日経平均株価は、2万円を巡る攻防となりそうだ。

   前週の日経平均株価は、引け値で2019年9月4日以来の2万1000円割れとなるなど、4週連続の下落となった。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、世界経済の悪化懸念によるリスク回避の売りが続いていた。3月3日のFRB(米連邦準備制度理事会)による緊急利下げで円高が一段と進行したことも嫌気された。

   今週の日経平均株価は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、世界経済の悪化懸念による売り圧力が強く、2万円を巡る攻防となりそうだ。

   米国の利下げで円高が進行していること、加えて米国の追加利下げ期待が強まっていることで、1ドル=105円台へと急速な円高となっており、企業業績への影響も懸念されている。

   日経平均株価は4週連続の下げで、下げ幅は3000円を超えているものの、自律反発は期待できない状況だ。

   ただ、新型コロナウイルスの新検査キットや治療薬の開発、中国工場の生産再開など、一部に好材料が出始めていることは注目。2月の経済統計が発表されるため、特に中国の2月の生産者物価指数と消費者物価指数には注意が必要だろう。

東京外国為替市場 ドル下値試す動き続く

ドル・円予想レンジ:1ドル=104円00銭~107円00銭

2020年3月6日(金)終値 1ドル=105円30銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、引き続き、ドルの下値を試す動きが予想される。

   前週のドル円相場は、新型コロナウイルスによる米国経済の悪化に対する予防措置として、FRB(米連邦準備制度理事会)の緊急利下げで日米の金利差縮小を織り込む動きから、ドルが大幅安となり、急激な円高進行となった。

   今週のドル円相場は、前週に続きドルの下値を試す動きになりそうだ。米国の緊急利下げに加えて、新型コロナウイルスによる世界経済の悪化懸念によるリスク回避のドル売り圧力が継続する見込み。これに米国の追加利下げに対する思惑が強まっていることから、ドルの上値は非常に重くなっている。

   今のところ、ドルが反発する材料には乏しく、ドルの落ち着きどころを探る動きが継続しそうだ。

   経済指標は、国内では9日に1月の国際収支、2019年10~12月期GDP(国内総生産)改定値、2月の景気ウォッチャー調査、10日に2月工作機械受注、12日に1~3月期景気予測調査などが予定されている。

   海外では、10日に中国の2月生産者物価指数と消費者物価指数、11日に米国の2月消費者物価指数、12日にECB(欧州中央銀行)定例理事会、ラガルドECB総裁会見、米国の2月卸売物価指数などが予定されている。

(鷲尾香一)

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