2021年 3月 8日 (月)

【襲来!新型コロナウイルス】えっ、トム・クルーズが「集団感染」に?! ハリウッドに「上陸」した恐怖(井津川倫子)

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   世界中に感染が拡大している新型コロナウイルス。日本でもさまざまなコンサートやイベントが中止になるなか、ハリウッドにも被害が及んでいます。

   中国や韓国などで次々と映画館が閉鎖になったり、新作映画の公開が延期されるといったケースが続出。さらに、あのトム・クルーズが「新型コロナに巻き込まれた!」というニュースが飛び込んできて......。

   ますます猛威を振るう新型コロナウイルスに、ハリウッドが戦々兢々としています。

  • 新型コロナウイルス、ハリウッドに襲来!(写真は、国立感染症研究所提供)
    新型コロナウイルス、ハリウッドに襲来!(写真は、国立感染症研究所提供)
  • 新型コロナウイルス、ハリウッドに襲来!(写真は、国立感染症研究所提供)

トム・クルーズが「ハリウッド被害者第1号」に

   先日、ハリウッドの「超大物俳優」トム・クルーズが、「イタリアで新型コロナウイルスに巻き込まれた!」というニュースが流れてエンタメ界に激震が走りました。

Tom Cruise has been caught up in the coronavirus outbreak in Italy
(トム・クルーズが、イタリアでコロナウイルスの集団感染に巻き込まれた)
be caught up in~:~に巻き込まれる、とばっちりを食う
outbreak:感染の拡大、集団感染、爆発的な広がり

   「えっ~、トムが新型コロナに感染したの?」と驚いて記事を読んでみたら、主演の人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」の第7作目のイタリアロケが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断されたというニュースでした。

   イタリアのヴェネチアで3週間のロケを予定していたところ、新型コロナが急激に拡大。カーニバルも中止にするなど、集会を禁じた地方政府の判断に従って撮影を中止したとのこと。すでに大規模なセットを作り終えていて、金額的には「甚大な被害」を被ったものの、感染リスクを避けて「撤退」を決断したと、関係者は苦しい胸の内を明かしています。

   幸い、出演者やスタッフらに感染の兆候は見られないとのこと。トム・クルーズも、観光名所サン・マルク広場を見下ろす「5つ星ホテル」の豪華スイートルームに「数日間監禁」された後、「プライベートジェットで無事英国に脱出した」と報じられています。

   さすが、世界のトム・クルーズ、「監禁」も「脱出」もセレブ感満載の豪華ぶりですが、「コロナウイルスの被害にあった第1号のセレブはトム・クルーズ」との見出しには、思わず笑ってしまいました。

Tom Cruise has become the first major celebrity impacted by the Coronavirus
(トム・クルーズが、コロナウイルスの被害を受けた最初の大物セレブになった)

   ちなみに、今夏を予定していた新作映画の公開時期は「今のところ未定」だそうです。

ファンが異例の要望「007映画の公開を延期して!」

   新型コロナウイルスの影響を受けたのは、トム・クルーズだけではありません。ハリウッドを中心に、世界中の映画業界が大打撃を受けているとメディアが報じています。

Hollywood Is Bleeding Big Bucks as Coronavirus Spreads
(コロナウイルスの拡大で、ハリウッドが大金を失っている)
bleed:血を流す
big bucks:大金

   うまく日本語にできないのですが、「bleed」は「血を流す」という意味の動詞です。大金を失って「血を流すほどの痛手を追っている」というニュアンスだと思ってください。

   最初の打撃は、1月下旬から始まった中国での映画館の閉鎖だったそうです。中国での映画市場は急成長していて、今では北米に続く世界2位の巨大市場になっています。しかも、書き入れ時にあたる「春節」時期の閉鎖は、映画業界にとっては「最悪のタイミング」でした。

   「1917」や「ジョジョ・ラビット」といったオスカー賞関連の大物作品の公開が見送られて収益的には大打撃。今後、映画館が再開しても「中国作品の上映が優先される(ハリウッド関係者)」見通しとあって、米英の映画業界は悲鳴を上げています。

   感染が広がる韓国やイタリアではすでに映画館の閉鎖が始まっていますし、状況によっては世界1位と2位の映画市場を誇る米国と日本が追随する可能性もゼロではありません。

   そんななか、4月に公開が予定されていた「007」シリーズの新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が公開延期になりました(英国では11月公開予定)。「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」は主演ダニエル・クレイグの「卒業作」だと言われていて、じつに4年ぶりの新作になります。異例の公開延期のきっかけは、この作品の熱心なファンサイトの要請でした。「米国で感染がピークを迎えているかもしれない」4月上旬を避けて、「専門家が終息を予測している」夏に公開を延期して欲しい、とメッセージを送ったのです。

   すでに、「007」新作の中国や韓国、日本でのキャンペーンツアーは中止に追い込まれていました。「経済的被害よりも人々の健康のほうが大切」という理由での要請でしたが、「私たちは4年以上待ったから、数か月の延期にはビクともしない!」というメッセージに、ファンの熱い想いを感じました。 それにしても、ハリウッドにまで押し寄せる新型コロナウイルスの恐怖。この先どこまで被害が広がるのか、誰も予想できない域に達しているようです。

◆ 新型コロナウイルス注目ワードVol.2「outbreak」

   毎回一つずつ、新型コロナウイルスに関連して「覚えておきたい注目ワード」をご紹介していきます。今回の注目単語は「outbreak」です。日本語でも「アウトブレイク」は浸透していますが、「突発的な拡大」「急激な広がり」といった意味です。

   感染が広がるにつれ、「coronavirus outbreak」(コロナウイルスの急激な感染拡大)を目にする機会が増えました。「spread」(拡大)よりも「爆発的」といったニュアンスの「outbreak」のほうが、しっくりくるのでしょう。

   今のニュースを語る旬のワードですから、「coronavirus outbreak」をぜひ、覚えてください。

                              

(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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