2024年 4月 24日 (水)

【襲来!新型コロナウイルス】「予防効果」をうたうトンデモ食品が多すぎ! 納豆、あおさ、オリーブ葉、タンポポ茶、ハチミツ、梅肉エキス......

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   新型コロナウイルスに対する治療法や予防薬もまだ確立されていないのに、感染拡大の猛威に便乗して、

「食べるだけでバッチリ予防効果がある」
「首にぶら下げるだけで除去・除菌ができますよ」

などとうたう「健康食品」や「健康器具」が横行している。

   このため、消費者庁は2020年3月10日、インターネット広告で「新型コロナ予防に効果的」などとうたう商品に気をつけて、とする注意喚起を発表した。

   しかし、ネット上では、

「悪質だから企業の実名を公表して厳しく取り締まるべきだ」
「いや、騙されるほうも悪い」

などと議論が起こっている。

  • 藁(わら)納豆は新型コロナウイルスに効くのか?
    藁(わら)納豆は新型コロナウイルスに効くのか?
  • 藁(わら)納豆は新型コロナウイルスに効くのか?

「私がコロナを怖くないのはオリーブ葉エキスがあるからです」

消費者庁の警告ロゴ
消費者庁の警告ロゴ

   消費者庁は2月25日から3月6日まで、インターネット上の商品広告について、新型コロナウイルスの予防効果を標ぼうするものがないか、景品表示法や健康増進法の観点から緊急監視を実施した。

   すると、錠剤やサプリメントなどの健康食品や空気清浄機など、30事業者の46商品が「ウイルス予防」をうたっていることがわかった。

   消費者庁は、これらの商品は景品表示法(優良誤認表示)と健康増進法(食品の虚偽・誇大表示)の規定に違反するおそれが高いとして、事業者に表示を改善するよう要請したという。

   具体的な商品名や事業者名を明らかにしていないが、以下のような商品があった。

   いちばん多いのが、いわゆる健康食品 (カプセル、錠剤、粉末など)で、こんな宣伝文句をうたっていた。

「コロナウイルス対策サプリ、ウイルス感染症の予防、症状軽減にはビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、セレンの摂取が重要」
「世界的にコロナウイルスは猛威、ウイルス予防に梅肉エキス」
「ワクチンや特効薬のないウイルスでも、最近は私あまり怖くなくなっています。オリーブ葉エキスがあるからです!」
「『天然の抗生物質』と呼ばれる他のハチミツにはない特別なパワーを持っているマヌカハニーで、コロナウイルス対策」
「新型コロナウイルスの予防にタンポポ茶」
「新型肺炎には早期の漢方が効果的。予防にはタンポポエキスを」
「あおさ、新型コロナ対策 ・スピルリナ、コロナウイルス対策サプリとしても使用できます」
「霊芝、新型コロナウイルス対策 ・ポリフェノールで新型コロナウイルス対策」
「新型コロナウイルス対策!天然藁(わら)納豆にウイルスは勝てない!納豆に含まれるペプチドは肺炎の起因菌の膜を破壊します!」
「命を守る段階へ、新型コロナの活動を抑えることが期待されるサプリ一覧、α-リポ酸、N-アセチルシステイン、グルコサミン、セレン、β-グルカン」
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