2021年 8月 4日 (水)

元Jリーガー社長が掲げる理想 「健康寿命を延ばして、いきいき働ける社会を創る」こと

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「腸」研究活かし、プロ野球・巨人軍の若手を食事指導

―― 起業して大変だったことは、なんですか。

鈴木啓太社長「やはり、資金繰りですね。現役引退と同時に会社を起こして、この4年間は、アスリートから便の検体を提供してもらい、共同研究している大学に便を送っては調べてもらうという日々が続きました。この間、お金はどんどん出ていくだけですから、資金の枯渇にも直面しました。
経営にはまったくの素人で、会社が継続できるかという不安とプレッシャーで眠れない日もありましたが、なんとか資金調達に漕ぎ着け、乗り越えることができました」

―― アスリートからたくさんの検体が集まったそうですね。そこから発見はありましたか。

鈴木社長「これまで500人を超えるアスリートに便の提出に協力してもらってわかったことは、アスリートの腸内細菌は、一般人と比べて『多様性が高い』ということです。腸内細菌の多様性は、人間の健康の指標のひとつとも言われていますが、それがアスリートのほうが高かった。
もう一つの発見は、アスリートには、酪酸菌とよばれる腸内細菌が多かったことです。一般人の腸内細菌の酪酸菌の割合は2%から5%ですが、アスリートの場合は5%~10%でした。酪酸菌は、免疫力に大きく関わっている細菌だとされていますが、何百種類もある細菌の中で、この細菌が数パーセント違うというのは、かなり大きな差なのです。
こうした結果から、アスリートは免疫力に関わる腸内細菌を多くもっているので、過酷なトレーニングに耐えられ、最高のパフォーマンスが生み出せるのではないかという仮定が導き出せました」

―― ここで得た知見を、どのように活用しているのでしょうか。

鈴木社長「研究結果に基づいて、アスリートへの食事面や栄養面のサポートを行っています。今年(2020年)1月に、読売ジャイアンツとスポンサーシップ契約を結び、当社のスポーツ栄養士が、若手の多い2軍と3軍のチームに常駐して食事や栄養の指導を行っています。ほかにも、プロのスポーツチームや個人のオリンピック選手への食事や栄養面でのサポートの要望は多くいただいていますので、引き続きサポートを提供していきたいと思っています」
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