2020年 12月 5日 (土)

【尾藤克之のオススメ】増える「発達障害」の子ども どのように接することが望ましい?

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個性に合わせた環境づくり

   本書は、「発達障がい」の入門書になります。障害についての基礎知識をやさしく説き、さまざまな症状や子育ての悩み、集団生活、二次障害に関する不安、専門機関での支援についての疑問などを丁寧に解説しています。この機会に正しい理解をしておきましょう。

   発達障害の子供の教育にあたっては、環境整備が必要ですが、「自分の育て方が悪いのではないか?」と親御さんが、自らを責めてしまうケースが見られます。決してそうではありません。子どもは日々成長し、発達していくので、常に完ぺきな環境を用意できるわけでもありません。あまり難しく考えないほうがいいのです。

   テレビやパソコン、スマートフォンなどの電子機器を与えると発達障害になるという都市伝説があります。電子メディアを与え続けると障害になるというのですが、それが発達障害の原因になることはありえません。電子機器を無理に遠ざけるのではなく、サポートツールとして適切に活用することが望ましいはずです。

   根も葉もないウワサ話、ネット情報、都市伝説に振り回されて育て方を責めることは避けなければいけません。そのためには、情報を取捨選択する力を身につけることも必要です。

   発達障害をテーマにした書籍は多く、飽和状態です。その中で、化学物質を使わず、食生活を見直し、自然体験によって体質の改善に取り組む方法は、従来の類書とは異なります。保護者をはじめ、学校関係者や支援にたずさわる方に読んでもらいたい一冊です。(尾藤克之)

※ 注釈
筆者は障害者支援活動を30年続けています。表記について「障害」を使用し「障がい」は使用しません。過去に、多くの障害のある人たちが権利を侵害されてきた歴史が存在します。言葉を平仮名にすることで本質がわかりにくくなる危険性があるので「障がい」を使用しません。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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