2024年 4月 25日 (木)

子供の小学校は休校! 私はオンライン授業に疲弊して胃痛に襲われた!

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   新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、私たちの生活は180度変わった。我が家には小学校4年の長男と、年長の長女がいる。小学校も幼稚園も休校になった。自営業の主人はパソコン一つでできる仕事をしている。ふだんなら近くのカフェやコワーキングスペースなどに行って仕事をしているが、外出自粛になってからは、ずうっと自宅にいる。

   そんな生活が2周間ほど続いてから、私は急な胃痛に襲われた! 顔にも吹き出物が出てきている。身体は正直。ストレスが溜まっているのだと思う。

   その一番の原因は、子供のオンライン授業だ。

  • ストレスで頭を抱える母……
    ストレスで頭を抱える母……
  • ストレスで頭を抱える母……

オンライン授業は親にもプレッシャーがかかる!

   長男の小学校では休校になってすぐに、オンラインでの授業がスタートした。送られてくる動画を見て、課題を提出しなければならない。毎日3科目から4科目の動画が配信されてきている。

   1日目、動画を見ようと、さっそくパソコンを立ち上げた。画面にはやや緊張しながらも、はりきって先生が登場! 先生も親に授業を見られるというのは嫌だろうなと、少し同情する。

   授業開始かと思ったら、すぐに動画が動かなくなる。さまざまな学校が一斉にそのシステムの利用を始めたために、サーバーが重くなってしまっているようだ。動いては止まり、また動いては止まりの繰り返し。5分の動画を見終えるのに15分ほどかかった。途中、半目でかたまった先生の顔を見て子供はニヤニヤ。授業に集中できるわけもなく、とにかく動画を見終えたという達成感だけだ。

   同じような動画を3科目も見なければならない。子供の集中力もだんだん切れてくる。動画の合間には課題をする必要もあるので、何時になったら終わるのか先が見えない状況だった。

   そして途中には、ママ友からラインがくる。持っているタブレットでは動画が見られないと相談だ。ママ友は私よりも年上の人も多い。慣れないことなので、動画を見る状態にするだけでも苦労した人も多かったと思う。

   我が家では何とか3科目の動画を見終えて、課題を提出したときにはすでにお昼を過ぎていた。そして驚いたことに、システム上課題を提出した順番がわかってしまう。自分の子供が課題を提出したら、クラスで提出した順番に並んだ画面になる。まだ提出してない子供は提出済みの子の下に名簿順に並んでいる。これはめちゃくちゃプレッシャーだ!

   提出が遅くならないように、考えなければならない。

反抗する長男に募るイライラ......

子供はニヤニヤ、オンライン授業
子供はニヤニヤ、オンライン授業

   そもそも、利用者が増えてシステムがパンクしている。何とか動画がスムーズに動く時間はないものかと考えてみた。ツイッターで検索してみたら、公式ツイッターを発見。状況を細かくツイートしてくれているではないか。

   深夜にサーバーのメンテナンスを行ってはいるものの、利用者が多くなる朝10時以降から動画が不安定になりやすいようだった。ならば、利用者が少ない朝早くから始めてみようと子供に提案した。

   2日目。きのうの反省を踏まえて、朝8時から勉強スタート。恐る恐る動画を再生してみた。見事にサクサク動いてくれるではないか。とにかくサクサク動いているうちに動画を見てしまい、後から課題をするようにと長男に指示。長男も動画が重くなるのはストレスだったようで素直に言うことを聞いてくれた。

   2日目はスムーズに動画を見終えることができた。途中ツイッターを見ると、やはりお昼前には動画が見られない状況になっているようだった。ママ友からもログインすらできないと連絡がきた。朝早くなら動いていたことを伝えて、時間をずらすしかないと伝えた。

   長男の勉強は1日目よりも1時間ほど早く終えることができた。日を追うごとに課題も多くなる。早く終わった分、あしたの課題でできるところをやるように指示した。本人はきょうの分が終わって、もう燃え尽きた状態。なんであしたの課題までやる必要があるのかと言ってきたけれど、あしたが楽になるからと何とか説得した。

   長男はまだ小学4年生。集中力がなくなってくるとだんだん文句が多くなってくる。親には言いたいことを思い切りぶつけてくる。でも、やるべきことはしなければならない。長男も頭ではわかっているものの、やりたくないという気持ちが勝ったときは何とかして反抗しようと試みてくる。

   私はそれに立ち向かうことで、毎日疲弊していった。ひどいときは言葉で反論するのではなく、なぜか服を着ないで下着姿でパソコンの前に座っていた。これも反抗の一つなのだろうか? よくわからなかったけれど、そのまま授業をさせた日もあった。

長男が勉強以外で得たオンライン授業の成果

時間は経過していく
時間は経過していく

   オンライン授業がはじまって2週間。私は日々疲弊していき、ついに激しい胃痛に襲われた。

   原因はわかっている。でも、どうしようもない。とにかく胃薬を飲んで治まるまで少し休むことにした。幸いにも薬が効いてすぐに良くなった。

   疲弊していく私とは対象的に、長男は要領よくオンライン授業を進められるようになってきている。朝早くからスタートすることも2週間続ければ当たり前になってきて、今では言われなくてもパソコンを立ち上げるようになってきた。

   事前に課題に優先順位をつけて、午前中にやることと午後にやることを分ける。もし早く終わったら、翌日の課題をやっておく。どうすれば早くできるのかを考えるように話し合うようにしている。

   社会に出たら、授業なんてない。与えられた仕事の優先順位を自分で決めて仕事をすすめていく必要がある。

   今回のオンライン授業では、そんな考え方も学べた良い機会だと思う。いつまで続くかわからないけれど、長男にはこの機会に勉強以外のことでも成長してもらいたいと思う。(ひろこ)

あっきん
あっきん(@_akkin_nara
投資家、ブロガー(元公務員)
23歳から、外国為替証拠金(FX)取引をはじめる。トレーダー歴は13年。2016年3月末、子育てと仕事を両立するために11年勤めた某県庁を早期退 職。その後、資産運用ブログ「akilog」をスタート。運用方法をすべてブログで公開する、「リアル」なトレードが評判を呼んでいる。
FX自動売買「トラリピ」(マネースクエア)と、仮想通貨がメイン。
奈良在住。金沢出身、36歳。
資産運用ブログ「akilog」https://akilog.jp/
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ひろこ(@hiroko_akilog
投資家、ブロガー、FP(元銀行員)
あっきん嫁。2児の母。銀行で投信の販売営業を14年続け、2018年3月末、早期退職。リーマンショックでの投資経験を活かした『長く投資を続ける秘 訣』をブログやSNSで発信中。女性の「そうそう!」「あるある!」を盛り込み、わかりやすく解説する。自分の感性を頼りに生きるタイプ。
投信、株価指数、FX、仮想通貨など幅広く運用中。テクニカル分析を楽しく勉強中。
奈良在住。奈良出身、アラフォー。
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