2020年 7月 12日 (日)

「小さな韓国」チェッコリで心躍る本と出会う(Vol.11「CHEKCCORI」)

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「韓国語で『チェッコリ』とは教科書を一冊学び終わった後に学生たちが開くパーティーのことを言います。韓国では『チェコリしよう』と食べ物や飲み物を持って集まり、先生と生徒で打ち上げをするんです。本好きのための交流の場というイメージで、そう名付けました」

   こう語るのはチェッコリの店主、金承福(キム・スンボク)さんだ。神保町A7出口から徒歩1分。三光堂ビルの3階に韓国の本とちょっとしたカフェ、チェッコリは店を構える。

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店主、金さんの歩み

   柔らかい光に包まれた心地良い店内中央には机が並ぶ、ゆったりとしたカフェスペースになっており、壁の本棚には韓国語の本や絵本、韓国文学作品、韓国語の学習本など、韓国にまつわる個性豊かな本が、まるで雑貨店のように美しく陳列されている。

   ここチェッコリは、金さんが代表を務める出版社『クオン』が直営するブックカフェだ。クオンは日韓の文化交流を目的に、2007年に設立された。

リラックスした温かい雰囲気の店内
リラックスした温かい雰囲気の店内

   金さんは幼い頃から読書を通して本の中の世界に入り込むことが大好きだったという。日本の大学を卒業後、広告代理店に入社。その後独立し広告会社立を起業するなど、持ち前のエネルギーをバネに突き進んだ。金融危機を機に「大好きな本を作る、出版社を立ち上げたい。そして作った本を売るための空間を作りたい」と決意した。

   2011年に設立された一般社団法人K-BOOK振興会では専務理事を務めており、さまざまな活動を通して韓国文学の魅力を発信し続けている。

「チェッコリに来れば小さな韓国に出会える、韓国や本が好きな人や集まれる場所」

   そんな場所を目指していると、金さんは話す。

「カフェスペースを使った著者や翻訳所のトークイベントや、韓国語のワークショップ など、さまざまなイベントを年間100本ほど開催しています」

   金さんは、これまでやこれからの活動をさらりと教えてくれたが、次から次に溢れるその内容は情熱で満ちていた。

なかざわ とも
なかざわ とも
イラストレーター
2016年3月学習院大学文学部卒。セツモードセミナーを経て桑沢デザイン研究所に入学、18年3月卒業。趣味は、宝塚歌劇団、落語、深夜ラジオ、旅行。学生時代より神保町に惹かれ、現在フリーペーパー「おさんぽ神保町」の表紙や本文のイラストを手掛けている。 1994年、東京都生まれ。
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