2021年 5月 19日 (水)

仕事の「学び」転換期 リモートネイティブ世代に「人間力」は足りているか?(高城幸司)

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接客や営業職には「人間力」が欠かせない

   そんなリモートネイティブ世代も、コロナが落ち着けば対面での仕事が増えてくることでしょう。ここで気になるのは、「人間力=ヒューマンスキル」の育成が不足している可能性です。

   ヒューマンスキルと米国の経営学者R. カッツが提唱したもので、他者との良好な人間関係を構築し、円滑なコミュニケーションを可能とするスキルのこと。 この点に関してはリモート型ですと実施が難しいので、身に付けることなく配属されることになるでしょう。

   昨年までなら、導入研修の合間に人事部や講師にやってきた先輩社員との雑談で、

「どんな保険に入っているのですか?」
「スートはどこで買うのですが?」

と簡単な質問を通じて、社会人としてのコミュニケーションを身に付ける機会があります。これがないままだと、対人関係が重要となる、接客や営業職として仕事をスタートさせるには少々不安を感じてしまいます。

   なので、社会人の先輩たちとリアルに交流する機会は、別途セットしていくべきでしょう。そうした機会に、先輩から社会人として大事にして欲しいことを伝える。新入社員は先輩からいただいた金言をしっかり受け止めることで、大きな成長の機会になる気がします。できれば、飲み会ではなく討議する機会にするといい気がします。

   リモートネイティブ世代に、早々に活躍していただくため、いろいろ応援していきましょう。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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