2020年 12月 5日 (土)

【襲来!新型コロナウイルス】「もう無理なのに、そこまでして開きたい?」簡素化で東京五輪開催を目論む安倍首相と小池都知事にネット民が総スカン

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   新型コロナウイルスの感染拡大のため1年延期されている東京五輪・パラリンピック。世界的にコロナの猛威が収まらないため、中止もやむを得ないのではないかと思われていたなか、にわかに開催強行の動きが急浮上した。

   政府と東京都が感染予防のため、運営方法を大幅に「簡素化」して見直す案を検討しているというのだ。そこには、何が何でも開催したいという思惑と執念が浮かび上がるが、果たして国民の理解は得られるのか?

   主要紙とスポーツ各紙の論調とネットの声を拾うと――。

  • 東京五輪・パラリンピックは開催できるのか?(写真はイメージ)
    東京五輪・パラリンピックは開催できるのか?(写真はイメージ)
  • 東京五輪・パラリンピックは開催できるのか?(写真はイメージ)

選手や観客すべてにPCR検査ってできるの?

   2020年6月4日、「東京五輪開催」に向け、あわただしい動きが起こった。まず、大会組織委員会の森喜朗会長が夕方、都内で東京都の小池百合子知事と会談、「目に見える形で合理化を進める方針」で一致した。夜には組織委の武藤敏郎事務総長が記者団の取材に応じ、感染予防のために観客にまでPCR検査を行うなど、感染予防と簡素化に関する論点整理のタタキ台の案があることを明かし、

「(250から300もの項目を)議論しなければならない。簡単ではない。まだ何も決まっていない。PCR検査は組織委(の予算)ではできない」

と述べたのだった。いずれにしろ、今秋以降に細かい点を詰めるという。

   具体的には、どのように簡素化するのだろうか。読売新聞が「東京五輪・パラリンピックの簡素化に向けた論点整理の原案」をスクープしており、その概略を「五輪・パラ論点整理原案要旨」で紹介している。それによると、主な内容はこうだ。

【大会運営上の対策】
(1)開閉会式=参加者の絞り込み。入場行進の省略あるいは簡素化。芸術パートの時間短縮。関連レセプションの中止あるいは縮小。
(2)選手村=外部から隔離。選手の外出自粛。入村期間の短縮化。
(3)競技会場=ロッカーやシャワーの利用ルール策定、消毒。
(4)観客対策=無観客あるいは人数の絞り込み。選手との隔離。
【事前の感染予防・確認】
(1)対象の範囲=観客、選手、監督、コーチ、審判、ボランティア、大会関係者、メディア関係者。公共機関・ホテルの職員。
(2)手法=上記の対象者全員にワクチンの事前接種、事前のウイルス検査(PCR検査、抗原検査)、サーモグラフイーなどによる検温、入場時の手指の消毒を実施。

   選手やコーチらはもちろん、すべての観客にまでPCR検査や抗原検査を行ってもらう(外国人観客は入国前に)というのだから、大変な騒ぎになりそうだ。

   ほかにも競技の大幅な短縮が検討されている。報知新聞「シンプル五輪 コロナ封じ込め+節約 観客も試合数も減」が、こう伝える。

「競技によっては、総当たりのリーグ戦などの方式をトーナメントに変更し、日程を簡略化することも今後議論される」

   具体的には――。

   野球、サッカー、ソフトボール、バレーボール、バスケットボール、ビーチバレのリーグ戦が廃止され、トーナメントのみになる。これで試合数が半分以下に減る。また、競泳など予選、準決勝、決勝と進む競技の準決勝を廃止することも検討されている。

   日本経済新聞「都や組織委検討、感染防止を優先」によると、

(1)選手や大会関係者は入国後2週間隔離する。
(2)観客席の間隔を広く空ける。
(3)このため残り数百万枚あるチケットは売り出さない。

などの対策も検討されている。これでは五輪が盛り上がらないこと必至だ。

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