2020年 7月 9日 (木)

世帯年収1000万円以上でも「マジ生活苦しい」「節約しないとダメ」「2000万円以上ないと余裕ない」ってホント?

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「生活を切り詰めてカツカツで生きています」
「パートで働かないとやっていけません」
「ホント、マジ苦しいです」

   ......これが、なんと世帯年収が1000万円を超える女性たちの声なのだ。女性向けサイトの「ガールズちゃんねる」が世帯年収1000万円のリアルな生活感を語る投稿を求めたところ、リッチさにはほど遠い声が多く集まった。

   いったい、どういうことなのか。

  • 「1000万円以上」の若い共働きが珍しくない(写真はイメージ)
    「1000万円以上」の若い共働きが珍しくない(写真はイメージ)
  • 「1000万円以上」の若い共働きが珍しくない(写真はイメージ)

東京都では「1000万円超え」は少しもリッチでない

   まず、世帯年収が1000万円を超える人は、どのくらいいるのか。厚生労働省の「平成30年度(2017年度)国民生活基礎調査の概況」によると、2017年度の日本全体の平均世帯年収は551.6万円だ。そのうち年収が1000万円を超えている世帯は全体の12.2%だった。つまり、8世帯のうち1世帯が1000万円を超えているわけだ。

   しかも、平均の551.6万円は単身世帯(1人)や高齢世帯(2人)、母子家庭などを含んでの統計だ。子どもがいる世帯の平均が743.6万円、また共働き世帯の平均が729.6万円であることを考えると、「世帯年収1000万円」がびっくりするほどリッチではないことがわかる。

   実際に手元に入る額は、所得税や社会保険料などが引かれ、700~760万円の手取りが一般的だ。

   さらに東京都に限ると、共働き率が高いこともあって、年収が「1000万円以上」の世帯がなんと28.5%を占める(2017年度東京都福祉保健基礎調査「東京の子供と家庭」より)。つまり、東京都内では3.5世帯のうち1世帯が「1000万円以上」なのだ。一気に「1000万円」のセレブ感が薄れてしまう結果だ。

   こうしたこともあってか、2020年6月4日付の女性向けサイト「ガールズちゃんねる」(Girls Channel)の「世帯年収1000万円のリアルな生活感」は、「都内で1000万円くらいでは全然余裕ないって本当ですか?」というトピ(=トピックス・話題提供)から始まった。

   「マジホントよ」「結構苦しい」という声であふれた。

「本当ですよ~。子ども3人なので、私もパートに出ています。分譲マンション住みですが、ここへ引っ越す時に車を処分しました。子どもが2人なら、マイカー所有できたかも。末っ子が高校生なので、あとひと頑張りかな」
「中学受験を考えて子ども2人なら、23区どころか神奈川・千葉・埼玉でもギリギリ。小学校お受験まで考えるなら年収1200万円に子ども1人くらいがギリギリ」
「ホントだよ!1馬力(編集部注・夫だけが稼ぐ、共働きなら2馬力)1500万円、子供1人だけど節約生活。車ももったいないから持たない」
「23区在住子ども2人。老後や学費を考えて貯金し住宅ローンを払うとそれほどいい暮らしはできない。年に2回ほど家族旅行、5年に1度くらいの海外。まあまあグレードの国産車。こんなもんだよ。雑誌に出てくる豪華時計やルブタンの靴を履き、高級車に乗り、小学校お受験をさせられる人種はたぶん3000万円超えと思われる」
「家族の人数によるよ。うちは私大に通う年子の子ども2人いるから、今切り詰めてカツカツ! パートして子どもの定期代の足しにしている」
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