2024年 4月 20日 (土)

【コロナに勝つ! ニッポンの会社】人との接触や「3密」を避ける! そんな触れるのをためらうところに「サワレール」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   新型コロナウイルスの感染拡大を防止する、新しい生活様式では「密閉」「密集」「密接」の、いわゆる「3密」に近づかないことや、ソーシャルディスタンスを確保すること、できるだけ人との接触を避けることが求められている。

   その実現に、仕事ではリモートワークが普及。スーパーやコンビニでは床に距離を空ける「足あと」が記され、カフェの座席には一席置きに、イスに「×印」が貼られている。できるだけ、人との接触を避ける、距離を空けるための工夫がカタチになってきている。

  • エレベーターのボタンも「サワレール」でポチッ!
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美容健康のアイデア雑貨から生まれたツール

●スマホにも使える接触感染対策ツール

   美容健康雑貨、アイデア雑貨の企画販売などを手がける株式会社サイプラス(奈良県橿原市)は、接触感染をスマートに防ぐツールとして、手指を使わずエレベーターのボタンなどを押す非接触グッズ「サワレール」の販売を開始した。2020年6月15日の発表。

   「サワレール」は、約3グラムの軽さで携帯性に優れ、指先でつまめるサイズ。たとえば、エレベーターのボタンなどの共用部分に触れるときに取り出して使い、接触による感染をガードする。

   キーリングに掛けて鍵と一緒に持ち運べるよう、本体下部にホールを用意。接触に使用する部分は弾力素材を使用しているので、傷がつきにくく安心して使える。弾力素材は電気を通すのでATMや券売機、スマートフォンなどのタッチパネルにも対応している。販売価格は税別780円。アマゾンで購入できる。

●あのミシュランの星獲得店がケータリング

一流料理人が出張して調理サービス
一流料理人が出張して調理サービス

   外国人向け日本レストラン予約サービス「JPNEAZY(ジャパニージー)」を運営する株式会社Fesbase(東京都品川区)は、「ウィズコロナ」時代に対応するため、国内向け一流料理人出張サービス「シェフル(chefle)」を開始した。6月16日に発表した。

   Fesbaseでは「JPNEAZY」を2017年より運営。ミシュランの星獲得店を含む、全国280か所の一流高級店を抱えているが、新型コロナウイルスの感染拡大で、訪日旅行者や企業の会食などの利用が途絶え、どの店も大きな影響を受けている。

   緊急事態宣言の解除で、外食を楽しむ状況に少しずつ回復しているが、感染リスクが完全になくなったわけではないので、客足は戻っていない。そこで同社では、料理人のほうから出向く「シェフル」サービスを企画。自宅や指定の場所で一流のコース料理を楽しんでもらおうと考えた。

   参加店(6月15日現在)は、リストランテ カシーナ カナミッラ、すし家、匠 鮨おわな、鮨 竜介、96 NIKUHOLIC、UNIHOLIC、天ぷら はせ川、すし独楽、四谷 うえ村。

●「密」を回避してワークスペースを素早くゲット

「パセラのコワーク」(上)を「Dropin」で予約
「パセラのコワーク」(上)を「Dropin」で予約

   レジャーサービスなどを提供する株式会社ニュートンが運営する「パセラのコワーク」は、NTTコミュニケーションズと提携して、スマートフォンでワークスペースを確保できるプラットフォーム「Dropin(ドロッピン)」を使った無料トライアルキャンペーンを、6月1日から期間限定で実施している。6月15日の発表。

   「Dropin」は、ニュートンが運営するコワーキングスペースの「パセラのコワーク」や、外出先などオフィス以外の場所でのデスクワークのために利用できるカフェや他のコワーキングスペースなどのワークスペースの検索・予約・決済をスムーズに、手続きできるプラットフォームとして開発中のサービス。

   同社は、このサービスで「新しい生活様式」に適応した働き方を支援できるのではないかと考えた。 期間は9月末までの予定で、「パセラのコワーク」東新宿店と東神田店で実施。「Dropin」に登録すると期間中は何度でも無料で利用できる。

●コロナ特別対応型補助金が使える「テレワークルーム」

動くワークスペース
動くワークスペース

   店舗の設計・施工、デザインの大阪市の津田工務店は、キャスター付きで移動可能で、さまざまな場所で使える1人用ワークブース「OHACO(オハコ)」を開発。6月16日に販売を開始した。

   同社が、数多くの施工実績で磨いた「得意」の技術を生かしてつくりだしたことから、「十八番(おはこ)」と名付けた。遮音壁を使用。サイズは、幅100×奥行180×高さ200センチメートル。幅は120センチメートルまでカスタマイズできる。作り付けのデスクのほか照明、電源コンセント、USB受け、換気扇などが備えられている。棚の取り付けや、テーブルやドアの色を変えたいなどのカスタマイズも可能。

   津田工務店では、取引先の会社の依頼で制作したことをきっかけに「OHACO」を製品化した。「OHACO」は、国の「小規模事業者持続化補助金(コロナ特別対応型)」の対象とすることができ、在宅勤務の従業員向けに会社が支給。従業員の自宅にテレワークルームとして設置するという使い方もできる。

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