2020年 7月 15日 (水)

【尾藤克之のオススメ】SNSで話題の「命日占い」 著者にその確信に迫ってみた!

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   先日、SNSである本が話題になっていました。タイトルは「命日占い」。誕生日に意味があるように、命日にも意味があるというものでした。

   さっそく著者の、かげした真由子さんと連絡を取り、取材しました。「命日占い」は「誕生日占い」の応用であることや、一般的なスピリチュアルとは一線を画す内容でした。今回はそんな、新しい本を紹介します。

「命日占い」(かげした真由子著)サンマーク出版
  • 「命日占い」でわかること……
    「命日占い」でわかること……
  • 「命日占い」でわかること……

「命日占い」はどのようにして誕生したのか

   「占い」と聞くと、「未来を言い当て、変えてくれるもの」というイメージがあります。ですが、この本では、未来を変えるような働きかけはひとつもしません。その代わり、「過去」を変えます。 大事な人やペットを失ったことで止まってしまった時計の針を再び動かしていきます。愛する人が亡くなった日があなたに語ることとはなにか?

   「命日占い」とは、大切な人が亡くなった日の星の配置をもとに、あなたの人生の意味をうらなう「誕生日占い」とは「真逆」の理論になります。

   今年は新型コロナウイルスの影響もあり、死生観を意識することが多くなったように思います。連日メディアから流れてくる死に関するニュース。私たちにとって死は遠い未来の話ではありません。ある日、かげしたさんの所に相談者が来て次のように言ったそうです。

「人が亡くなった日の星の動きも見ることができるのですか?」

と。

「つまり、『命日』の星の動き(配置)を見ることで、『遺された人』と『故人』の運命を占えないのか、というご質問でした。占星術とは、天体の現象に基づき、人間を含むこの世界に存在するすべての『もの』の運命を占う手法です。たとえば、雑誌やテレビでよく紹介される『誕生日占い』とは、誕生した日の星の動き(配置)によって、その人の運命を占っています」

   かげした真由子さんは、そう言います。

「どんな状況下においても、星の動き(配置)に例外はありません。ですから、『命日』と『星の動き』の関係性を見ることは、『誕生日』と『星の動き』の関係性(つまり、誕生日占い)を見ることと何ら変わらないのです。こうして『命日占い』は生まれました」

   かげしたさんは、「命日占い」は、この世を生きるあなたと、あの世に旅立ってしまったあの人との関係性を「命日」をもとにうらなう占いだと説明します。

「命日占い」でわかること

   かげしたさんは、

「命のお別れに至るまでのストーリーはさまざまです。それに大切に思っていた人の死であるほど、悲しみとショックが深いため、忘れたくて、その死を心の中から無理やり外に追いやろうとしてしまいます。粋が深ければ深いほど、目を伏せたくなることでしょう。2人の温かい維を凍らせてしまうのです。しかし、故人はあなたの一部を作ってきたのですから、心の中でずっと生きつづけています。それどころか、あなたが故人を思う強い気持ちにより、生前以上に両者の紳はしっかりと繋がれ、共に歩んでいます」

と、話します。

   「命日占い」のポイントは2つあるそうです。そこには、どのような意味があるのでしょうか。

1.「誕生日占い」は「生」を担い、「命日占い」は「死」を担う。
2.「命日占い」で、自分と個人との間に隠された「約束」を思い出す。
「ひと言で言うと、『命日占い』とは、『あなた』と『あなたにとって大事な故人』との、今もなお続く関係性を知るためのツールです。『お別れ』というショックな出来事により、忘れてしまった2人の『約束』を思い出すいとなみなのです」

と、かげしたさん。

「この世界はすべて陰と陽でできています。西洋、東洋を問わずベースとなる考え方です。方角であれば『右』が存在するためには『左』が必要です。『上』にしても同じく『下』があるから存在しうるものです。私たちが地球に存在するのは『男』と『女』がいるからです。どんなことに着目してもかならず、そこには『陰』と『陽』が存在するのです」

とも言います。

   誰しもが経験する、大切な人との死によるお別れ。時には人知れず大きな傷を心に残すこともあります。その傷は、その後の考え方や価値観にも影響を与えます。死別の悲嘆を、体験者同士が分かち合うことで癒す、グリーフケアという考え方があります。

   「命日占い」のイメージは、グリーフケアを体系化したものに近いと思います。このような考え方を知ることで、心の支えになるかも知れません。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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