2024年 4月 25日 (木)

実感ある? 働く人のお小遣い、男性は2672円アップ! 過去5年で最も高い水準だけど......

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   2020年の働く人のお小遣いは、男性社員が前年より2672円増えて、月額平均3万9419円となり、過去5年で最も高かった2018年の水準に回復した。

   一方、女性社員は前年より585円アップの3万3854円で、2015年からほぼ横バイの状態が続いている。新生銀行グループが6月23日に発表した。

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男性20代、50代は大幅増額、女性は横バイ傾向

   調査によると、「昼食代を含む1か月のお小遣いはいくらか」を聞いたところ、男性社員全体では平均3万9419円。前年より2672円アップして2018年と同じ水準に回復した。

   これを年代別でみると、20代が4万1377円で、50代が4万1987円と、どちらも4000円近くの大幅なプラスとなった。その一方、30代は3万7874円で、前年とほぼ同額。40代は3万6449円で、前年(3万3938円)より2511円増えてはいるものの、各年代のうちで最も低い結果となった。

   また、女性社員全体のお小遣いは、前年より585円アップの平均3万3854円で、2015年からほぼ横バイの状態が続いている。年代別でみると、20代が4万391円で、唯一4万円台を超えた。前年とほぼ同額だった40代(2万9793円)、50代(2万8327円)に比べて、30代は3万7113円と、3513円も大きく増加した。

   お小遣いがアップした人(男性7.0%、女性5.4%)にその理由を聞いてみると、「給料が上がったから」という回答が最も高く、「副業をはじめた」や「投資などを始めたから」、「生活費にかかるお金が減ったから」という回答がみられた。

   ダウンした人(男性8.5%、女性14.9%)の理由は、「給料が減ったから」が最も高く、「生活費にかかるお金が増えたから」や、「子供の養育費が増えた」などがあった。

ランチ代はやや増加、飲み代は減少

   1週間のランチ代について、その内訳と回数を調べると、男性は弁当を持参する人の割合が33.0%で最も高く、購入した弁当(25.2%)、社員食堂(19.3%)、外食(15.6%)の順に利用されていた。女性は、弁当を持参する人の割合がさらに高く56.4%で、購入弁当(19.2%)、社員食堂(8.8%)、外食(8.7%)の割合は低かった。

   男性の1日の平均昼食代は585円で、前年の555円から30円アップ。2017年より緩やかな減少傾向だったが、今回は増加に転じており、とくに20代が100円以上のプラスになった。女性は平均583円で、各年代が増加したなか、40代が100円以上ダウンしたため、前年(581円)よりわずか2円の増額にとどまった。

   飲み代については、男性の場合、外に飲みに行くのが1か月に平均2.2回で、1万1620円と前年より1555円も減少した。外で飲む人の場合は1回あたり5232円で、自宅で飲む「家飲み派」の人の場合は2945円と、その差に2287円のひらきがあった。

   一方、女性は1か月に平均2.0回で8455円と、前年より1028円少ない。1回の外飲み代は平均4196円で、家飲み派の人は1969円と、こちらも2227円のひらきがあった。

   また、2019年10月に8%から10%に引き上げられた消費税について、「負担に感じる」と答えた人の割合が、男女ともに、前年から5ポイント以上も低下。ただ、男性の66.3%、女性の73.1%にのぼる人は負担を感じており、依然としてきびしいお財布状況にあるようだ。

   なお、調査は2020年4月10日~15日に、全国の会社員、(正社員、契約社員、派遣社員)、パート・アルバイトを含む2717人に対してインターネットで実施した。

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