2020年 8月 13日 (木)

生まれ変わったApplift 「透明性」を武器にアドテク市場に挑む 相田傑社長に聞く

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   ドイツ・ベルリンのモバイルアドテクノロジー企業、Applift(アップリフト)は2015年に日本に進出。5年目の節目を迎えた2020年、今後に予想される市場拡大の波をしっかりとらえようと、体制を刷新して新たに船出した。

   舵取り役を任されたのは、日本国内でウェブを中心にしたマーケティング部門で豊かな経験を持つ相田傑(あいだ・すぐる)さん。4月にAppliftの日本法人、Applift Japan K.K.(東京都中央区)の社長に就任。新しいビジネスに挑む思いや決意を聞いた。

  • 「会社としてもリスタートのタイミング。一緒にチャレンジしたい」と話すApplift Japan K.K.の相田傑社長
    「会社としてもリスタートのタイミング。一緒にチャレンジしたい」と話すApplift Japan K.K.の相田傑社長
  • 「会社としてもリスタートのタイミング。一緒にチャレンジしたい」と話すApplift Japan K.K.の相田傑社長

グローバル新体制での船出「ゼロからだと思っている」

   相田傑さんは、新年度となった4月1日に就任。「さあ、やるぞ!」と意気込みスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で最初の1か月間は、日本法人やドイツ本社の状況について学んで過ごした。

   折しも、Appliftは5月5日、関係会社でSSP(Supply Side Platform、媒体のための広告プラットフォームを提供している、独PubNative(パブネイティブ)と、米国のモバイルマーケティングプラットフォーム、Verve(バーブ)と合併し、「Verve Group」の設立を発表。広告主向けのDemand Sideのソリューションを提供しているAppliftと、媒体向け事業のPubNative、それにロケーションデータを使った消費者向けモバイル広告などを得意とするVerveが、いわば三位一体となることで、総合的また立体的、そしてグローバルな事業展開が可能になった。

   その事業を日本で具現化していく相田さんは、

「会社としてもリスタートのタイミングでもあるので、これを機に一緒にチャレンジしたい」

と、心躍らせている。

   「6月からやっと動けるようになりました」と相田さん。笑顔でそう語る様子には、コロナによる出遅れにも屈託はない。

   Appliftの創業は2012年。日本市場を有望とみて、3年後には進出を果たし、2016年にApplift Japan K.K.を設立した。相田さんは3代目の社長だ。

   ヘッドハンティングでの転職。「英語もわからないし、面接で受からないのではと考えていたのですが、長くやらせていただいている広告のことは、本社ともしっかりコミュニケーションをとることができた。それが決め手になったようです」と振り返る。

   Appliftによると、日本のモバイルアドテク市場の規模は2020年の7850億円から、4年後には9540億円に成長すると予想しており、その中で競合他社との争いを勝ち抜くため、日本法人の強化はAppliftにとって急務だった。

   アドネットワークの情報開示サービスや、RTB(Real Time Bidding)配信などのプログラマティック広告への対応、アドフラウド(ネット広告に起きている詐欺まがいの不正行為)による、無効なコンバージョンを請求から除外する対策など、さまざまな広告手法を相田さんは営業面から技術のことまで横断的に、これまでの経験と実績に基づき本社に提案。それが、評価された。

   相田さんにとっては「社長」というポジションも、「外資」という勤務先も初めての挑戦。「個人的には『ゼロ』からの立ち上げだと思って、どんどん上に昇っていくぞという決意」と語る。

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