2024年 4月 24日 (水)

【コロナに勝つ!ニッポンの会社】ローカライズ進むコワーキングスペース 都市ではマッチング狙い異業種が参入

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「仕事着」から「仕事場」をビジネスに

「洋服の青山」店舗にシェアオフィスを併設
「洋服の青山」店舗にシェアオフィスを併設

   「洋服の青山」で知られる青山商事株式会社(広島県福山市)は、新たにシェアオフィス事業「BeSmart(ビー・スマート)」を開業し、その1号店を、2020年10月8日に、東京都千代田区神田三崎にオープンする。

   1号店の「BeSmart水道橋店」は、「洋服の青山」(水道橋東口店)の店舗スペースを活用。オープン席や防音設備を備えた個室、静かに集中して仕事ができるクワイエットルームのほか、複数名での打ち合わせやリモート会議にも対応する会議室(防音設備・大型ディスプレイ完備)など、多様なスペースを用意している。

   「BeSmart水道橋店」は、「洋服の青山」のスペースを5割縮小して出店。「BeSmart」の店内に設置するテーブルの一部には、「リフモ」というスーツを再利用した素材を使用。スーツは下取りサービスで引き取ったもので、シェアオフィス事業では環境配慮したことをアピールしている。

   ウィズコロナでテレワークが浸透するなか、青山商事では、オフィス以外の働く場所への需要が高まると予想。ビジネスウェア専門店として「仕事着」を販売してきた同社だが、働き方の多様化に対応していくため、時代に応じたシェアオフィス事業で、ビジネスパーソンに向け「仕事場」を提供していくことにした。

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