2021年 4月 13日 (火)

「GoToイート」が飲食店を泣かせている? トンデモ「錬金術」に悪用され 恩恵を受けるのは余裕のある店だけ(2)

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「農水省が飲食店側の工夫が足りないと開き直るのは言語道断」

(図表)オンライン予約のポイント付与の仕組み(農林水産省のホームページより)
(図表)オンライン予約のポイント付与の仕組み(農林水産省のホームページより)

   この「トリキ錬金術」のSNS拡散について、ネットではさまざまな声があふれた。まず、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子さんは、こう投稿した。

「お店側が最低価格など条件をつけない限り、お得な使い方を考える消費者が出るのは防ぐことが難しいでしょう。牛角の食べ放題も小学生未満だと無料、小学生は半額などお得が多いです。10人までなので子供が多い家族ほど恩恵があります。さらに予約サイトからの特典等がある場合もあります。なんとか、ウインウインになる形のプランや条件設定をお店側も考えて、不具合が出たら修正していくのがよいのではないでしょうか」

   これにはこんな反発、疑問の声が。

「農水省は制度設計に問題があるとわかった時点でなぜ改善しないのか。飲食店が困っているから応援するための企画なのに、飲食店側が工夫すべきだと開き直るのは言語道断だ。1000円以上消費した場合に1000ポイント還元としなければ、原資である税金がどんどん消費されて一部のモラルのない人たちに集まることになる」
「制度設計がアホすぎて逆に笑える。1000円分のポイントを提供するのなら少なくとも1000円以上の利用と制限をつけるべき。しかも実際の店の負担を考えれば2000円とか1万円以上の利用ともっと厳しく制限するべきだった。経済学でいうフリーライダー(タダ乗りする人)が跋扈(ばっこ)している状況と思われる。フリーライダーを許す制度はおかしい」
「定額ポイントにしたところがダメだったね!お得度から考えると還元率いくらかを考えるから、1万円を使っても、1000円を使っても、同じ1000ポイントなら後者のほうがお得だから。利用額の20%とか50%とか、定率のポイント付与にすれば防げたはずだ」

   しかし、こんな意見も少なくなかった。

「本当に困っているのであれば、鳥貴族側が、店として『お客様一人につき、最低3品はご注文いただく』ことをルールとしてしまえばよいだけの話だと思う。税金の使われ方としても正直どうかと思うし、普通の客はそれくらいの最低ラインがあっても何も困らない」
「それにしても、たかが数百円のためにこんなことができる人間がいることのほうが驚きだ。周りにいたらドン引きだな」

(福田和郎)

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