2021年 1月 21日 (木)

育休取得も進まないのに「男の産休」ってアリ? 厚労省に「ありがた迷惑」という女性が多いワケ(1)

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「男性の育休さえ満足に取る人がいないのに、男の産休ってアリ?」

   厚生労働省が実施を目指す「男性の産休」新設と、企業に育休取得促進を義務付ける制度の動きが加速している。

   しかし、女性たちの間では、

「家でゴロゴロしているだけの、育休だってありがた迷惑なのに」
「まず、夫の家事・育児のスキルを磨く研修から始めてほしい」

という批判の声が多いのだ。いったい、どういうことか?

  • 育休中に子どもとの触れ合いを楽しむ男性(写真はイメージ)
    育休中に子どもとの触れ合いを楽しむ男性(写真はイメージ)
  • 育休中に子どもとの触れ合いを楽しむ男性(写真はイメージ)

「男性産休」は生後8週以内に、最大で計4週間

   「男性産休」の新設と、企業に「男性育休」の取得を義務付ける制度導入については、労働政策審議会で議論を進めてきたが、2020年12月24日、厚生労働省が最終案を審議会に示した。

   「男性産休」を新設して分割取得も認めるほか、企業には育休対象者に取得を個別に働きかけることを義務づける。大企業には育休取得率の公表も義務化する。

   厚生労働省は、来年の通常国会に育児・介護休業法など関連法案を提出。2022年度からの実施を目指すという。

   男性の育休でさえ、現在の取得率が7.48%(2019年度)と非常に低いのに、「産休」を新設するのは、なぜか――。朝日新聞(12月15日付)「『男性産休』新設、分割もOK 育休促進メニュー固まる」によると、

「厚労省が今回、『男性産休』などで男性の育休取得を後押しするのは、男性の育休取得率が低迷しているからだ。特に、子どもの出生直後は母体が不安定で、まずはその時期に限定した形でも、より取得しやすい仕組みを作ることにした」

というわけなのだ。

   出産直後の妻と赤ちゃんに寄り添うことで、男性が休みたいと言いづらい職場の雰囲気を変える狙いがある。まずは「取るのが当たり前」という環境づくりから始めようというのである。

   同紙によると、新設される「男性産休」のポイントはこうだ。

(1)男性が対象。子どもの出産後8週以内に、最大で計4週間。
(2)2回に分割も可能で、たとえば出産時と退院後に分けて取得できる。通常の育休とは別枠。
(3)原則、出産の2週間前までに申し出ればOK。
(4)事前に見込まれた仕事なら休業中も就労OK。

などだ。

   この厚生労働省が実施を目指している「男性産休」と「男性育休の義務化」の動き、意外にも働く女性の間では、

「男の産休?育休? いらないよー、ありがた迷惑、というのが率直な感想」

という声が多いのだ。

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