2024年 4月 24日 (水)

au新プラン「他社と同じだ」と猛批判した武田総務相が総スカン「スマホに疎すぎる!」(2)

「大臣、次はNHKのスクランブル放送化に力を注いで」

ソフトバンクの「SoftBank on LINE」(公式サイトより)
ソフトバンクの「SoftBank on LINE」(公式サイトより)

   一般ユーザーからも、こんな声があった。

「総務大臣、アタマおかしくない? セットではなく個別に価格を設定するほうが消費者には良心的なんだよ。しかもauは通話をセットにしても他社と同レベル。一方、他社はセットを外せない。消費者にはどちらがありがたいか自明。業務利用なら別だけど、イマドキ通話し放題のセットなんて価値あるの?みんなLINEなんかで無料通話だよ。総務大臣は実態を知らないんじゃない? 電話が必要なのは緊急時だけ。au以外のところは必要もない通話をセットにして儲けているとなぜ思わない?」
「まったく紛らわしくない。これほど無料通話アプリがある中で、かけ放題がセットになっていて外せないほうが不誠実。総務大臣はスマホに疎いのでしょう。実際に若者のように使用していないと得かどうか分からないレベルの話だ。勉強が足りなかったと謝罪したほうがいい」

   もっともKDDIの発表の仕方にも問題があり、武田総務相を擁護する声もあった。

「通話でLINEしか使わない人とか、通話そのものをほとんど使わない人とか、そういう人にはこの500円がお得だよね、とあえてそこを強みにアピールすればよかったのに、なんかサラっとスルーして価格だけアピールしたのは逆にもったいないPRだった」
「テレビショッピングの売り方と同じく、『他社と同じく2980円ですが、auで通話利用しない方は、なんとさらに500円分プランから外せます!』という順番のほうが印象いいのになあ、と思った」
「大臣の発言の行間を読むと、プランの内容ではなく、発表の仕方が『紛らわしい』と読める。同一のプラン(通話あり)なら同額にもかかわらず最安値を謳(うた)うことは、景品表示法第5条の『優良誤認表示』にあたるからだ。最安値などと言わずに、淡々と発表していれば文句も出なかったように思う」

   最後にこんな声が多かった。

「通話込み2980円だけより安くなる選択肢があったほうが逆に親切だと思うけど。auは総務省に嫌われている? 武田総務大臣、携帯は見通しが立ちました。ありがとうございます。次はNHKのスクランブル放送化に力を注いでください。これまで民間には厳しく、NHKには優しい対応でしたからね」

(福田和郎)

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