2023年 1月 29日 (日)

ワークマン株が5%安 既存店売上高が3年5か月ぶりに前年割れを嫌気

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店舗拡大と多様化 「#ワークマン女子」が好調

   ここでワークマンについて、おさらいしておこう。1980年に群馬県伊勢崎市に「職人の店ワークマン」1号店が誕生、1982年に株式会社「ワークマン」を設立。現場作業員の勤務時間に合わせて午前7時開店とする営業時間設定など顧客サイドに立った店舗運営で知られる。

   機能性が高くても低価格なプライベートブランド(PB)商品の開発に注力して支持を広げた。PBは顧客層を一般に拡大する原動力になるとともに利益率を高めることにも貢献した。2020年4~12月期においてPB商品は1539品目にのぼり、全店売上高の59.6%を占めた。

   2020年11月に宮崎県に出店し、全47都道府県での展開を達成。2020年末の店舗数は902。2018年に新業態としてアウトドアやスポーツ向け衣料が中心の「ワークマンプラス」を開店。店舗の改装転換を進めた結果、2020年末の902店のうち「ワークマンプラス」は269店にまで増えている。さらなる新業態として女性向けウエアの「♯ワークマン女子」を2020年10月、横浜市に開店している。

   大和証券が2月12日のリポートで「来期以降、『♯ワークマン女子』」の動向に注目」と記すなど新ジャンルでの成長に期待する見方は広がっている。

   ただ、従来からの店に一般客が増えることで店舗や駐車場が混雑し、「プロ」が敬遠する可能性も指摘されている。

   コロナの影響でアウトドア衣料が伸びることが予想されるなかで起きた2月の前年割れは、果たしてどの程度「異変」を示すものか。当面、株式市場では投資家の強気と弱気が交錯する展開となりそうだ。(ジャーナリスト 済田経夫)

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