2021年 6月 20日 (日)

さすが尾身会長! 遅すぎた「五輪議論」発言も海外メディアは「コロナ対策トップが警告」と速報(井津川倫子)

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バッハIOC会長も意味深発言?「フレキシブル」の真意は......

   一般的に、海外メディアの東京五輪に関する報道は「ファクト重視」の傾向が目立ちます。共通しているのは、欧米諸国やブラジル、インドなど新型コロナウイルスの感染が爆発的に広がっている地域に比べると、日本の感染状況は「比較的落ち着いている」ものの、ワクチンの摂取率がわずか1%にすぎないこと、世論調査で7割以上が「延期か中止」を望んでいること、を取り上げています。

   とりわけ、ワクチン接種が加速度的に進んでいる諸外国にとって、日本のワクチン接種率の低さは「なぜ、五輪開催がわかっているのにワクチン接種を進めないのか」と素朴な疑問や「アスリートや関係者を危険にさらすのか」といった憤りを感じるようで、「開催懐疑論」の要因になっています。

   そんな逆風を感じたのでしょうか? 日本ではあまりニュースになっていませんが、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、ある「意味深な発言」をしていました。

Thomas Bach said that organisers of the Tokyo 2020 Games, postponed by a year due to the coronavirus pandemic, have remained flexible
(トーマス・バッハ氏は、1年延期された東京五輪の関係者たちは、今でも「フレキシブル」だと語った:ロイター通信)

   深読みしすぎかもしれませんが、1年前に延期の決断をした関係者たちは、状況に応じて再度の「延期や中止」の判断を「フレキシブルに対応する」と示唆しているとも取れる発言です。

   バッハ会長の発言が「再延期や中止」に向けての「観測気球」なのか、それとも諸事情にフレキシブルに対応しつつも「必ず開催する」という強い意志の表れなのか、真意のほどはわかりませんが、すでに「It is time to discuss」(議論をする時期)を超えて、「It is time to decide」(決断をする時期)にきているのではないでしょうか?

   それでは、「今週のニュースな英語」「it is time to do 」(~をする時がきた)という表現を取り上げます。

It is time to discuss
(議論をする時がきた)

It is time to discuss about Tokyo 2020
(東京五輪について議論をする時期だ)

It is time for us to discuss about Tokyo 2020
(我々が東京五輪について議論をする時期だ)

It is time to give up
(そろそろあきらめる時だよ)

   いずれにしても、尾身会長の発言が新たなステージを切り開いたことは間違いなさそうです。政府は、国民の命、安全を第一に考える時期にきています。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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