2021年 6月 23日 (水)

下落傾向のビットコイン相場に挑む 先手を打った職業大学校、明大と同志社大は様子見(第1節)【暗号通貨バトル Aグループ】

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   「大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトル」には5大学6人が参戦する。AグループとBグループに分かれた6人の学生トレーダーが6か月間の勝負に挑む。折しも、暗号通貨の代表格、ビットコイン相場は大きな下落を経験。波乱含みのスタートだ。

   コロナ禍の不安定な経済情勢に株式市場や外国為替、商品相場に、投資家たちのさまざまな思惑がからみ、暗号通貨市場は翻弄されそう。そんななか、手元の1万円をどこまで増やしていけるのか――。

   Aグループは、明治大学、職業能力開発総合大学校、同志社大学が競う。動いたのは職業大学校のさっちん。昨年の「カソツー大学対抗戦」を経験している強みからか、確実に利益を得た。

  • 暗号通貨で投資バトル! どこまで増やせるか!!
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イーサリアムに期待!(明治大学 城正人さん)

   みなさん、はじめまして。明治大学の城正人と申します。

   実際に資金を投入して取引したり、マイニングやイールドファーミングにも挑戦しています。短期的な値動きに惑わされることなく、技術、本質を見極め、今後いけるといいなと考えています。どうぞよろしくお願いします。

   ◆ 最近気になったニュースの考察
2021年5月13日、米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロンマスクCEOが、ビットコイン(BTC)は環境に対して悪影響を及ぼすとツイッターで発言し、テスラの自動車を購入する際にBTC決済の利用を停止することを発表しました。

   これを受けてBTC価格は急落。2020年後半から調子良く上昇していた暗号通貨相場でしたが、暗号通貨の普及に積極的であったイーロンマスク氏による手のひら返しということかなり影響が大きかったようです。

   悪いニュースは続くもので18日、21日には中国がビットコインへ対抗する姿勢を表明したことで一気に市場が冷え込みました。

(出典:Crypt proより5月13日の画像)
(出典:Crypt proより5月13日の画像)

   そもそも、環境に悪いことはたびたび指摘され続けていました。ビットコインには中央管理者がいませんから、システムを維持するために、世界中のコンピュータを利用しています。多くのコンピュータを利用するわけですから当然大量の電気を使用します。また、GPUというコンピュータ部品が必要になるため、ただでさえ半導体不足であるにも関わらず、ビットコインをはじめとした暗号資産の影響でGPUの調達に深刻な影響が出ています。

   こうした点が、イーロンマスクが指摘した「環境に対し悪影響を及ぼした」と指摘した点だと思われます。より環境負荷の低い方式へと切り替えることが決まっている暗号通貨としては、イーサリアム(ETH)が代表例として挙げられています。

   ETHの話をしてしまうと長くなってしまうので今回は割愛しますが、私はETHにかなりの期待を寄せています。

   ◆今週の取引
今回の下落の主な要因としては、BTCの環境への影響、さらに中国の暗号通貨規制の懸念であると考えられます。もちろん2020年末以降、暗号通貨市場は急速な上昇を続けてきましたから、一たんの調整局面も必要だと思われます。

   そこで、環境負荷に対して有効な解決策を有しておきながら大きく下落したETHへの投資を検討しました。

   しかし、「落ちるナイフは掴むな」という相場格言もあります。もう少し市場が落ち着き、どのテーマの暗号通貨に資金が流入するのか見極めてからでも遅くはないのではないかと考え、今週は取引なしという結果に終わりました。

   ◆まとめ
2020年以降、機関投資家や企業の暗号通貨への投資が話題になることが一気に増加しました。サスティナブル投資が求められるこの時代、投資先商品が地球環境、社会にどんな影響を及ぼすのかきちんと見極めながら投資をしなければどんなに良い商品でも機関投資家から無視され放置され続けるかもしれません。

   そう言った点も今後の投資をする上で重視していきたいと思います。
取引なし。ポジションなし。プラス・マイナスゼロです。

   ◆児山将のワンポイントアドバイス
ビットコインはエコではないと以前から言われてきていますね。しかし、投資会社ギャラクシーデジタルのレポート(参考:「ビットコインの消費電力は『銀行やゴールド産業より少ない』」)によると、銀行システムに維持よりもビットコインのほうが半分以下の電気代で済むという分析が出ています。なお、地球環境にやさしい暗号通貨ランキング の上位はイーサリアムであり、ビットコインと大きな差があることがわかります。議論の余地がありますが、このことから暗号通貨のなかではビットコインはエコではないと言えそうです。
イーサリアムは7月にアップデートを控えていることもあり、ビットコインよりも注目されるかもしれませんね。

1万円からの損益  プラス・マイナスゼロ
5月28日現在            1万円

明治大学 城正人(じょう まさと)
明治大学 城正人(じょう まさと)
経営学部2年。明治大学投資サークルBreakouts!に所属。暗号資産が今後の社会に与える影響に魅力を感じ手当たりしだい勉強中。これまで暗号資産のトレード経験はほぼなくETH(イーサリアム)ガチホを続けてきました。ポテンシャル、技術の面を中心にそれぞれの通貨の特徴を見極めて投資していきたいと思います。
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