2年目のコロナ禍「販売苦戦ランキング」 3位ほほべに、2位に口紅、1位は......
2021.07.15 08:15
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昨年売れまくったマスク、2021年は2割減
減少が目立ったのが、巣ごもりで2020年に増加した10位の「小麦粉」(26%減)や13位の「プレミックス」(23%減)。おうち時間のベーキングブームなどに陰りがチラつきはじめた。14位の「畜肉缶詰」(23%減)は、内食・備蓄需要の高まるなか、コンビーフ缶が注目を集めて人気となっていた。
いずれも今年の減少幅は大きいが、それでも2019年の数字は上回っている。11位の「芳香・消臭剤」(25%減)、12位の「住居用クリーナー」(23%減)も2割以上ダウンしたが、コロナ禍前よりは売れている。
2020年上半期に売れに売れたマスク(285%)や殺菌消毒剤(232%)、体温計(227%)の感染症対策の関連商品をみると、コロナ2年目の今年はマスクが19%減、殺菌消毒剤は11%減、体温計も13%減と、1割超減少した。
ちなみに2020年上期の販売に苦戦したものランキングは、1位が主に酔い止めなどが入る鎮暈剤(46%減)、2位が日焼け・日焼け止め(43%減)と、外出自粛の影響を受けた商品が上位を占めた。