2024年 4月 20日 (土)

河野行革相「ファクス廃止」に霞が関が猛反撃 「そんなアナグロでデジタル化ができるのか!」

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ネットで見られる国会広報を毎日印刷する無駄

中央省庁で大いに使われているファクス機
中央省庁で大いに使われているファクス機

   なかでも、各省庁がファクスをやめられない最大の理由にあげているのが、「国会対応」だ。国会議員のほうが「ファクスでのやりとりを求めている」というのだ。朝日新聞(7月2日付)「河野行革相、国会対応でもFAX廃止を明言 自ら説得も」は河野氏が自ら国会に乗り込んで、説得する意欲を示したと伝えるが......。

「河野太郎行政改革相は7月2日の記者会見で、国会議員と中央省庁とのやり取りについてもFAX利用の廃止をめざす方針を明らかにした。『私のほうで(衆参両)院に直接出向いてご説明し、ご協力のお願いをしにいこうと思っている』と述べた。実現すれば、中央省庁の働き方改革が大きく前進する可能性がある」

   しかし、いっこうに進展したという話は聞かない。むしろ、省庁のほうで国会議員とファクスでのやりとりを望んでいると伝えるのは、デイリースポーツ(7月7日付)「丸山穂高議員 国会もFAX、メール断られた 広報は印刷&業者投函『億単位で無駄』」がこう伝える

「丸山穂高衆院議員が7月7日、ツイッターに投稿。河野行政改革担当相が打ち出した中央省庁のファクス廃止が進まないことを伝えるニュースを取り上げ、関連して『行政も国会事務も議員事務所へFAX送ってくる』と明かした」

   丸山穂高議員のツイッターを見ると、こう書かれている。

「FAX廃止! とか令和にもなってFAXを議論している政治界隈に驚く人もいそうだが、まだバリバリ現役。しかもセキュリティ的ではなく慣習的なもの。何度お願いしても『いや、いち事務所だけ特別メールには出来ないし、それも余計に手間なので』と言われ、結局届くFAXを自動でPDF化してメール転送している、汗。
なお、国会側もまだまだ無駄多し。たとえばネットで見られる衆議院広報が未だ大量印刷されて議員宿舎等へ。議員が地元にいて留守でも関係なし。毎日業者により投函され大量に溜まり、ゴミ箱行きの仕組み。電媒でよいし予算億単位で無駄」

   ファクスもそうだが、ネットで見られる衆議院の広報を、毎日業者に印刷させて議員の元にまで届ける無駄な作業には恐れ入るばかりだ。

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