2024年 4月 19日 (金)

明大が絶好調! 専修大はプラスにも浮かぬ顔、北大は「あぁ、朝起きたら...」(第14節)【FX大学対抗戦 Aグループ】

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英ポンド、ユーロで大勝!(明治大学 佐野快斗さん)

◆ 今週(8月23日週)の相場
   今週は8月26日に米国の新規失業保険申請件数発表、8月27日に米ジャクソンホール会議が開催された。ブルームバーグ「米失業保険申請件数、前週比で微増- パンデミック以降の最少付近」(2021年8月26日付)によれば、米国新規失業保険申請件数は前週比4000件増加し、5か月ぶりの増加となった。しかし、継続受給者は290万人で減少し、デルタ株の労働への懸念はあまり大きくはない。ドル円は8月26日の21時~22時1時間足で最高値110.196円、最低値110.132円の陽線を付け、その後は110円近辺を上下している。

   読売新聞オンライン「FRB議長、量的緩和縮小「年内開始」... ジャクソンホール会議」(2021年8月28日付)によれば、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は量的緩和の規模縮小に前向きな意見を示した。

   一方で急激な政策変更には懸念を示し、利上げの実施も早期の実施は避ける意思を語った。ドル円は27日23時からの1時間足で最高値110.285円、最低値109.860円の陰線を付け、週の締めにはデッドクロスを形成した。

   週の終値はドル円109.851円、ユーロ円129.155円、ポンド円151.131円となった。

◆ 今週のトレード
・ポンド円
週明け1時間足でゴールデンクロスを形成したため5lotをロング(買い)でエントリーし、26日に決済した。プラス6万4365円。
・ユーロ円
ポンド円と同様に週明けに5lotでロングエントリーし、26日に決済した。プラス4万5364円。

   ドル円は利上げの時期、デルタ株の懸念や、アフガン問題などもあってか動きの幅が小さく、トレードするには難しいと感じた。

◆ 来週の戦略
   今週は8月31日に月末ロンドンフィクスがあり、またアメリカのアフガニスタン撤退期限があるため、ポンド円・ドル円に注目していく。

   また、カナダ・オーストラリアドル円に関しても、両国の第2四半期GDP発表があるため、機会があればトレードしていく。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
強い動きとなったクロス円の上昇の波を捉えたトレードですね!
さて、株式市場はゴルディロックス相場(過熱もせず冷え込みもしない適度な状況)にあります。こういう時には、ユーロ円が強い動きとなる傾向があります。それは、ユーロは世界中で最も取引される通貨(※ユーロドルの取引量は長年為替市場でトップ)であり、低金利で調達できるためです。そのため、市場でユーロを調達し株式などのリスク資産に投資する投資家が出てきます。リスク資産の大部分は株式であり、米国株になるため、米国株高となりドル買いも生まれるため、ドル円が上昇。結果的にユーロ円が強い動きとなるわけです。

前週からの損益    プラス10万9729円
8月27日現在        145万4653円

明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学文学部2年 所属サークル:明治大学Break outs!
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