2024年 4月 20日 (土)

ポイントは米国の長期金利上昇か 株価は上値重く、ドルは上昇基調に(10月11日~15日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 下落基調の米国株に注意!

ドル・円予想レンジ:1ドル=111円00銭~113円00銭

2021年10月8日(金)終値 112円22銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが上昇基調を継続か。

   前週のドル円相場は、ドルが上昇した。週初は米連邦債務の問題を懸念し、リスク回避のドル売り・円買いが優勢となり、1ドル=111円を割り込む局面もあった。しかし、この問題が12月上旬まで回避する方針が確認されたことで、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが優勢となり、ドルは1ドル=112円台に上昇した。

   今週のドル円相場は、ドルの上昇基調が続きそうだ。米連邦債務の問題が回避されたことに加え、原油高などを背景にインフレ懸念が高まっており、米長期金利に上昇圧力がかかっていることで、ドルは上昇しやすい地合いにある。

   ただ、インフレ懸念が強まり、米国株が下落基調を辿るようだと、リスク回避のドル売りにつながる可能性があるので、注意が必要だ。

   経済指標は、国内では11日に9月の工作機械受注、13日に8月の機械受注、14日に8月の鉱工業生産確報値などが予定されている。

   海外では、12日にG20(20か国・地域)財務大臣・中央銀行総裁会合(13日まで)、IMF(国際通貨基金)の世界経済見通し、13日に中国の9月の貿易収支、米国の9月消費者物価指数、米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(9月21~22日開催分)、14日に中国の9月の生産者物価指数と消費者物価指数、15日に米国の9月の小売売上高などが予定されている。

(鷲尾香一)

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