コツコツと首位固めの一橋大 猛追する早大と明大、足踏みの同志社大、慶大(第20節)【FX大学対抗戦 Bグループ】
スワップポイントで着々と加算(一橋大学 ボンゴレさん)
今週(10月4日週)はニュージーランド(NZ)ドルとメキシコペソの2つの通貨について分けて報告します。どちらも売りの指値注文をしている状態ですが、約定されず来週に持ち越しとなりました。
【NZドル】
10月6日に市場の予想通り、NZ中央銀行が政策金利を0.25%引き上げて0.5%にすると発表されました。追加利上げの示唆から上昇したり、反落したりと動きが激しかったのですが、利上げがすでに織り込み済みだったこともあり、この日の夜に1NZドル=約76.5円に達してからは上昇に転じました。利益確定ラインは先週から変更せず、78.5円のままにしてあります。
政策金利の引き上げで受け取れるスワップポイントも増えたので、もうしばらく保有する予定です。保有するポジションは増やしませんでした。
【メキシコペソ】
保有しているポジションはどちらも約定されなかったので保有し続けます。今週のメキシコペソは対円で上昇するような目立った材料がなかった印象です。動きの殆どは新興国通貨として投資家のリスク選好に大きく左右されていたと思います。
米ニューヨーク原油先物の下落によるペソ売りの流れとアメリカの株高によるリスク選好による新興国通貨買いとしてのペソ買いの両方があり、あまり動きの少ない週となったのではないかと推察しています。 個別の材料では7日に9月の消費者物価指数が発表されましたが、その影響はわずかでした。
今週の結果は、スワップポイントで得た3535円です。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
レンジ相場が続いているメキシコペソですが、9月の高値に戻ってきました。原油高で買われやすくなっていますが、主食トルティーヤの材料トウモロコシ価格の上昇が物価上昇要因となっています。興味深いのは、CFTC通貨先物市場においてペソ売りポジションが積み上がっており、2017年3月以来の水準となっているそうです。市場参加者はペソ安を強く意識しているようです。しかし、仮に今のレンジを上抜けると、これらのポジションが一斉に生産される可能性があるため、一夜にして急騰することも考えられます。
保有する通貨 NZドル、メキシコペソ
前週からの損益 プラス3535円
10月8日現在 135万7595円
神奈川県出身。