2024年 4月 19日 (金)

「形あるものにはワケがある」 トヨタ株の買い増しは「未来」への投資(石井治彦)【格言で買う! 株式投資】

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トヨタのグローバル戦略から生まれる「モノ」

   学んだのは形や作り方というより、食肉処理場から着想したとされるフォード生産システムの強さと米スーパーの物の流れ方だ。

   人間の気管や河川の広がりをヒントに構築されたというモノの流れ方だ。豊田章夫社長の言う今後の模倣も『米IT』の強さをもたらす本質部分を見つけ取り込んでいくとの意味だろう」と、論理を展開している。

   このような、次の100年に向けたトヨタのグローバル戦略の中から、どのような成果が生まれてくるのか、その時のトヨタ自動車の株価はいくらになっているのか気になるところだ。

   自動車業界の足もとでは、世界的な半導体不足や東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大による部品供給の混乱で、トヨタ自動車などの各自動車メーカーは、減産や工場の稼働停止を余儀なくされている。 トヨタ自動車は、世界生産を9月に43万台、10月に33万台減らすと発表している。

   トヨタ自動車の株価は、6月16日10330円の上場来高値を付けた後、9000円~1万円での調整局面を経て、9月6日には、戻りの節となる9800円をクリアーし、9月28日には上場来高値の1万460円を記録した。ちなみに、この日の終値は、1万385円で終えている。

   加えて、トヨタ株は株式分割(1株を5株に分割)を実施。株式分割後の初取引となる9月29日は、2084円で始まり、2073円(前日比4円安)で引けている(前日9月28日の終値:1万385円÷5分割=1株当たり2077円)。

   今後、株価が下げることがあれば、あと500株の買い増しをしても良いと考えている。その時の取得目標価格は、今回の上昇局面の起点となる1650円~1700円辺り。

トヨタ自動車(7203)
2021年11月8日現在 1500株保有 平均取得単価 1236円00銭
年初来高値(2021年11月4日) 2100円00銭
年初来安値(2021年10月6日) 1818円50銭
直近 終値(2021年11月10日) 2005円50銭


プロフィール
石井治彦(いしい・はるひこ)
投資歴25年。「現物株式取引」と「長期投資」が基本姿勢。情報源はもっぱら会社四季報や日本経済新聞、経済誌など。また、株主総会やIR説明会には、できるだけ顔を出すようにしている。東京都出身。

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