2024年 4月 26日 (金)

入社式「心に響く社長の挨拶」はコレ! 会社ウォッチ編集部が独断で選ぶ珠玉の言葉の数々【1:平和への願い編】

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「情報革命で世界の人々に笑顔を」

   ウクライナに現地法人を持つコニカミノルタの大幸利充社長は、避難生活を送る仲間の社員の救援活動をこう説明した。

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コニカミノルタ 大幸利充社長(公式サイト:ごあいさつより)
「当社のウクライナ販売会社の社員や家族が、ポーランドをはじめ周辺国へ避難していますが、周辺国のコニカミノルタ販売会社の社員が彼らの生活を支援してくれています。ほとんどはそれまでに面識のない人たち同士でが、コニカミノルタグループの下に『One Konica Minolta』として自主的に取り組んでいます。これには大変感激しました」

そして、新入社員たちにこう呼びかけた。

「これもまた、『人とのつながり』です。ぜひ、長持ちする『人とのつながり』を社内でも、社外とも構築していくように心がけてください。これから皆さんと一緒に仕事をしていけることを楽しみにしています。ともに頑張りましょう!」

   一方で、「私は戦争に反対です」と強く訴えたのは、ソフトバンクグループの孫正義代表だ。約1300人の新入社員に向けて、

「まさかこんなに悲しい、胸の痛む戦争が、これほど我々の社会に、人々の心に、辛い思いをさせるのかと思います」「人間ってなんだろう、人間の幸せってなんだろう、人間の悲しみってなんだろうとつくづく考えさせられてしまいます」
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ソフトバンクグループ 孫正義代表(公式サイト:孫 正義 グループ代表挨拶より)

と語っている。そして、ソフトバンクの「使命」をこう説くのだった。

「人間の苦しみを一日でも早く、少しでもなんらかの形で和らげたい、助けたい、人々の笑顔が見たい、これがソフトバンクグループ創業一日目から、情報革命で成し遂げたいことです」「人々の人生には色々な形で貢献することができますが、私が言いたいのは『登る山を決めることで人生の半分が決まる』ということです」「(みなさんは)縁あって、同じ山を目指す、志を共にする同志となりました」

   孫正義代表の熱を帯びた話は続き、新入社員たちを「桜の花」に例えた場面もあった。

「私にとって皆さんは、その咲き誇る桜の花のような存在です。一輪の桜の花も美しいけれど、志を共にして一緒に春を迎えよう、世の中を明るくしようという同志だと思っています。皆さんが志を共にして、世界中の人々の悲しみを少しでも減らし、笑顔を少しでも増やす」

   そのためにこそ、情報革命で人々を幸せにしよう、と訴えたのだった。

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