2024年 4月 24日 (水)

携帯販売員3割「お客を高いプランに誘導」、そのうち「上司・店長の指示」5割...携帯電話の闇に迫る総務省「覆面調査」公開

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「通信」と「端末」を完全に分離するほかない

   しかし、消費者の立場から言えばトンデモない理屈だ。

「単体購入できるという建前で値引きしているのに、実際には単体購入させないって、明らかにウソついているんだからダメでしょ!」
「アップルストアで7万円とかで売っている物を、回線契約なしで大赤字の2万円とかで売ること自体がおかしいよね。そもそもの契約欲しさのこんな売り方に無理がある。それを買われたら迷惑とか言っていることがおかしい。この値引きの原資は契約しているユーザーが負担している訳だから、既存ユーザーはもっとキャリアに怒ってよいと思う」

   憤りの声が出るのは当然だろう。

   では、どうすればよいのだろうか。代表的な意見を紹介したい。

「キャリアショップは通信事業者なので通信契約(要は電話番号)を得るために本体を販売している。通信だけでなく自社オプションサービスで定額収入が欲しいので、本体を割引く代わりにオプションサービスを付けてほしい。契約数アップや短期解約防止を各代理店に依頼しているので、代理店からすると本体をエサに契約数を稼ぎたい心理が働いて、顧客からすれば悪質なサービス提供になる。これはもう何年も前からで、(中略)有能な本体はAppleみたいにメーカーが直接販売し、通信はキャリアが売る、と分けたらいいと思うんだけど......難しいのかな?」

   このように、「通信」と「端末」の完全分離を主張する意見が目立った。

(福田和郎)

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