2024年 3月 2日 (土)

NHK大河「どうする家康」の経済効果、どうなる? 愛知県内393億円の試算! 「捕らぬ狸オヤジの皮算用」にならないでほしいが...

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   松本潤さん主演の来年(2023年)のNHK大河ドラマ「どうする家康」をめぐり、三菱UFJリサーチ&コンサルティングと名古屋観光コンベンションビューローは2022年12月14日、「放映に伴う愛知県内への経済波及効果」の試算を発表した。

   それによると、愛知県内では約393億円、そのうち名古屋市内に限っても約140億円が見込まれるという。

   ただ、徳川家康の活動範囲は愛知県にとどまるものではない。「捕らぬ狸」の、いや、「狸オヤジの皮算用」に終わらないといいが......。

  • 大河ドラマ「どうする家康」(NHK公式サイトより)
    大河ドラマ「どうする家康」(NHK公式サイトより)
  • 大河ドラマ「どうする家康」(NHK公式サイトより)

家康の生まれ故郷、岡崎市に多いゆかりの場所

   試算は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングと公益財団法人・名古屋観光コンベンションビューローが合同で行なった。

   愛知県内には、徳川家康ゆかりの場所が数多くある。豊田市には松平氏発祥の地として知られる松平郷の「松平東照宮」、家康が生まれた岡崎市には、本拠地の岡崎城を構える。

   また、家康が三方ケ原で武田信玄に大敗した時、「反省の気持ちを後世に残す」として作らせたといわれる「家康のしかめっ面」を模した「家康しかめ像」(岡崎公園)、三河武士のやかた「家康館」、松平八代の墓や家康の木像がある大樹寺などがある。

家康がしかめっ面をしている「家康しかみ像」(愛知県岡崎市の岡崎公園)
家康がしかめっ面をしている「家康しかみ像」(愛知県岡崎市の岡崎公園)

   ほかにも、名古屋市には尾張徳川家の居城・名古屋城と名古屋城本丸御殿、家康の遺愛品をはじめ、尾張徳川家に伝わる貴重な大名道具等1万数千件を所蔵する名古屋市徳川美術館といった案配だ。

   試算で参考にしたのは、過去の大河ドラマの舞台となった地域での観光客数の増加データだ【図表】。これを見ると、コロナ禍以前の直近の8作品で、たとえば宿泊数では県内からの平均が105.9%増、県外からの平均が107.0%増と、ほぼ2倍以上に増えていることがわかる。

(図表)過去の大河ドラマによる観光局増加(三菱UFJリサーチ&コンサルティングなど作成)
(図表)過去の大河ドラマによる観光局増加(三菱UFJリサーチ&コンサルティングなど作成)

   こうしたデータの「平均値」をとって、愛知県内に宿泊する観光客が約32万2000人、日帰り客が約437万2000人増えると推計。宿泊費や飲食費などの「直接効果」で約255億円、調達などの「間接効果」で約138億円が見込まれるとした。

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