2024年 5月 20日 (月)

「支払いがまだです!」 携帯電話、通販サイト、税務署名乗る「偽メール詐欺」横行、知らないうちに口座使われて...被害防ぐ5つの方法がコレ

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宅配業者を名乗る罠も 「お荷物の住所が不明、確認を」、住所を入力すると...

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不審なURLには安易にアクセスしない!(写真はイメージ)

【事例3】宅配事業者を名乗る不在通知のSMSが届き、アプリをインストールしたら覚えのない高額請求がきた

   通販で購入した商品の到着を待っていた頃、宅配便事業者から「お荷物の住所が不明でお預かりしています」というSMSが届いた。SMSには「確認のため指定のアプリをインストールして欲しい」と書かれていたので、記載されているURLをタップしてアプリをインストールした。

   その後、予定していた荷物は別の宅配便事業者から届いたので不審に思っていると、最近、私のスマホの決済用に登録しているクレジットカードに、携帯電話会社から通常より高額な請求があがってきた。利用明細を調べると、プラットフォーム上で計10件以上の不審な利用があり、約6万円の身に覚えのないキャリア決済の請求があった。すべて、不審なアプリをインストールした日時に近い時間帯での利用だった。(2022年2月・40歳代女性)

【事例4】携帯電話会社を名乗るSMSが届き、IDとパスワードを入力したら覚えのない請求がきた

   契約している携帯電話会社を名乗り、「ご利用料金のお支払いが確認できておりません。以下のURLからご確認が必要です」というSMSが届いたのでアクセスすると、キャリア決済のログインIDとパスワードの入力を求められ入力した。その後、身に覚えのない請求が約8万円あった。(2021年10月・30歳代男性)

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同じパスワードの使い回しはやめよう(写真はイメージ)

   このようにフィッシング詐欺では、通販サイト、フリマサイト(アプリ)、クレジットカード会社、金融機関、宅配便事業者、携帯電話会社など、実在の組織がかたられるケースが目立つ。なかには、税務署、社会保険事務所などの公的機関がかたられるケースもある。

   実在組織をかたった偽SMSやメールで、「支払い方法に問題がある」「料金の未納がある」「不正利用が確認された」などと消費者の不安をあおる手口が特徴だ。

   そして、誘導された偽サイト(フィッシングサイト)で、クレジットカードやアカウント情報、暗証番号などを入力すると、クレジットカードやキャリア決済などに不正利用され、身に覚えのない請求が届くことになる【図表3】。

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(図表3)フィッシング詐欺のイメージ(国民生活センターの作成)
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