転職のセンター試験「OSUMITSUKI」を展開するPortRayは2024年4月22日、「転職潜在層に関する実態調査」の結果を発表した。対象者は、IT企業または広告代理店に勤務しており、現在の職場に満足していない20~30代の社会人。
転職を検討したこと 「何度もある」29.5%、「数回程度ある」35.2%
調査でははじめに、「あなたは、現在の職場に不満を持ち始めてから今に至るまで、転職を検討したことはありますか」と聞いた。すると、多い順に「何度もある」が29.5%、「数回程度ある」が35.2%、「一度だけある」が13.9%となった。
続いて、「あなたが、現在の職場に不満を持っているにも関わらず、転職活動を行っていない理由を教えてください」と質問した。
結果は、多い順に、「転職活動が面倒だから」が52.5%、「自分が他の職場で活躍できるか不安だから」が27.9%、「自分がどの会社から評価されるのかわからないから」が20.5%、「転職活動に充てる時間を確保できないから」は19.7%、「どのように転職活動を始めればよいかわからないから」は9.8%となった。
さらに、その理由を聞くと、「まだ経験が不足しているから」や「転職しても今より条件が良くなるか不安だから」、「やりたいことが明確になっていないから」などの意見が上がったという。
なお、この調査はIDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」を使用し、2023年12月11日~20日に行われた。IT企業または広告代理店に勤務しており、転職活動をしていないが、現在の職場に満足していない20~30代の営業・営業企画職122人を対象にした。