2024年 5月 19日 (日)

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「コロナ差別」「裏アカ調査」1割が「ある」と回答

   回答者(n=1000人)に、「新型コロナウィルス感染症に関わることを理由とした差別を受けたことはあるか」聞いたところ、「ある」と答えた人は10.1%、「ない」は89.9%だった。

   受けた差別の内容をみると、

「『近づかないで』と言われた」(22歳男性)
「コロナにかかったことを伝えると嫌な顔をされた」(23歳女性)
「暴言を言われた」(23歳女性)
「汚いもの扱いをされた」(26歳女性)
「避けられた」(25歳女性)
「コロナのせいで学校生活が楽しめなかったと決めつけられた」(18歳女性)

   といった合理的でない内容だった。

   また、コロナ禍でのWEB面接の導入を機に、採用の自由の一環として、応募した人の匿名のSNSアカウント(いわゆる「裏アカ」)を調査する企業が見られるようになったが、身元調査にもなりうることから、新たな就職差別につながる恐れもあるとの指摘がある。

   回答者(n=1000人)に、採用の選考過程で、「企業からSNSアカウントを調査する旨の通知を受けたことがあるか」聞いたところ、「ある」と答えた人は11.7%、「ない」は63.3%だった。「わからない」という人も25.0%いた。

   また、採用選考の過程で、企業からSNSアカウントを調査されたことが「ある」と答えた人は10.7%。「ない」は60.0%だった。「わからない」は29.3%。

   さらに、企業からSNSアカウントを調査する旨の通知を受けたことがある人(n=117人)のうち、実際にSNSアカウントを調査された人は65.8%にのぼった。事前の通知どおり、SNSアカウントの調査が行われたケースは多いようすがうかがえる。

   なお、調査は最近3年以内に就職のための採用試験(新卒採用試験、または中途採用試験)を受けた、全国の15歳~29歳の男女を対象に、2023年4月1日~4日にインターネットで実施した。

   有効回答者数は1000人。そのうち、最終学歴が中学校の人は31人、高等学校の人は214人、専門学校・短期大学の人は161人、4年制大学・大学院の人が588人だった。

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