キリン&日本サッカー協会、「屋内運動プログラム」開発 約20人の園児が実践、先生も「指導しやすかった」

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キリンとJFAが共同で運動プログラムを開発した経緯

   7月2日の発表会では、キリンのマーケティング戦略部・岸川真氏と、JFAの普及ダイレクター・中山雅雄氏が、今回のプログラムの概要について説明した。

   まず、キリンの岸川氏は、JFAと連携した経緯を説明。同社は1978年からサッカー日本代表を応援しているとし、2023年からJFAのオフィシャルパートナーとして社会課題の解決に取り組んでいると話した。

   また、夏の酷暑を理由に、親が子どもの外遊びを制限している実態に触れ、子どもが屋内でも安全に楽しめる運動プログラムをJFAと開発することになったと述べた。

「これからも厳しい暑さが続く。今回のプログラムを幼稚園や保育園だけではなく、ときには家庭でも取り組んでもらえるように、子どもたちが身体を動かして健康でいられるようにするために、今後も取り組んでいきたい」

   JFAの中山氏は、開発したプログラムをこう振り返る。

「比較的狭いエリアの中でも、子どもたちが十分に身体を動かせる楽しさや、ボールを色んな感覚で楽しみながら遊べることを提供できたと思う」

   幼少期の子どもたちとの活動の中で、(1)いろんな形でボールへの感覚を高める(2)さまざまな動きをする(3)仲間と一緒に動く――ことなどをJFAは重視している。こうした観点が、今回のプログラムにも反映されているという。

「この場だけで活動が終わるわけではなく、このプログラムから子どもたちがいろんなインスピレーションを得て、子どもたちだけで活動したり、家庭で家族と一緒に活動したりするような形で発展するプログラムになってほしい」
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