「新型コロナ感染症であれば、早めの治療が重要です」
今回の調査結果を監修したヒラハタクリニック院長・平畑光一氏は「当院においては最近でも風邪症状で受診される患者様の半数以上が新型コロナ感染症です」としたうえで、次のように指摘した。
「患者様からは『酷暑で家から出る気が起きず、なかなか受診できない』というお話をよくうかがいます。結果的に、症状が始まってから来院までに日にちが経ってしまっていることも多くなっているようです。
新型コロナ感染症は、初期症状が比較的軽いことも多い一方、ひとたび感染してしまえばあとから重症化する可能性、後遺症が残る可能性も十分にあるため、症状だけで自己判断することは非常に危険と言えます。風邪のような症状があれば、まずは医療機関を受診し、検査を受けることが非常に大切。新型コロナ感染症であれば、早めの治療が重要です」