未来の「運ぶ」を体験できる展示物
今回のブースでは、「『運ぶ』で描こう、みんなの未来」というテーマを掲げ、来場者に未来の「運ぶ」を体験してもらえるような空間になっている。
記者は「みんなの未来バス」と題する展示物を体験した。白い箱型のオブジェに足を踏み入れると、正面と左右の面にある巨大なスクリーンが目に入った。そしてバスのような座席も用意されていた。
椅子に座っていると、行先表示に「うごくオフィスの未来」と出てきた。するとスクリーン上には、なんと北極圏のような氷河が浮かんできた。鮮明に映し出されると、氷河の中をゆっくりと移動し始める。左右の画面には、ペンギンなどが登場し、まるで車窓から風景を眺める体験ができた。
この展示物には、「ここは、『動かなかった場所』を自由に運ぶ、みんなの未来バス。場所とは、そこにあるもの。そんな"あたりまえ"を、『運ぶ』で動かしてみる」との説明が書かれていた。このほか、ステッカー作成や自動運転のVR体験なども用意されている。
「ジャパンモビリティショー2025」は、25年10月30日から11月9日(一般公開は10月31日から)に開催する。いすゞとUDトラックスの共同ブースは、東京ビッグサイト東展示棟1階にある東5ホールにある。