「聞くパフォーマンス(聞きパ)」を低下させる3つの要因は
調査では、「聞くパフォーマンス(聞きパ)」を低下させる要因として、時間、理解、心理の面が浮き彫りになった。
時間の面では、「短い答えで済む内容でも、わざわざ日程を調整したり、余計なアイスブレイクに付き合わされたりする『時間コスト』にストレスを感じることはあるか」を聞くと、「よくある」は18.3%、「時々ある」は51.0%で、合計で69.3%がストレスを感じている結果が出た。
理解の面では、「営業担当者の説明に疑問や不明点を感じながらも、途中で話を遮りづらく、そのまま聞き続けた経験はあるか」を聞くと、「よくある」は17.7%、「時々ある」は50.8%で、合計で68.5%となった。
心理の面では、「営業担当者の説明で、自分が知りたいこと(価格・事例など)と、相手が話したいないようがズレていて苛々したことはあるか」を聞くと、「よくある」は16.0%、「時々ある」は54.9%で、合計で70.9%となった。
一方、「商品やサービスの説明を受ける際に、要点にたどり着くまでに時間がかかると、その企業との商談や取引を前向きに検討しにくくなるか」と聞くと、「強く感じる」は15.4%、「やや感じる」は61.9%で、合計77.3%が検討意欲が低下していると回答した。実際の行動では、「検討の優先順位が下がった」が41.5%、「検討を後回しにした」が26.9%、「検討自体をやめた」が25.6%、「比較候補から外した」が25.6%と続いた。
さらに、「商品・サービスの説明を受ける際、内容を理解・納得するまでの負担が大きいと感じたことで、検討を中断したり後回しにしたことはあるか(複数回答)」を聞くと、「詳しい話は聞きたいが、営業担当者と直接話すと断りづらくなるのが嫌で、問い合わせをやめた」が最多の33.5%、次いで「1つの疑問を解消するために、日程調整や数日間のやり取りが必要になり、面倒になってやめた」が30.3%となった。