企業の人材課題、「新規人材の確保」よりも「人材の定着」 マイナビ調査

   マイナビは2026年4月14日、1500人の中途採用業務を担当する企業の人事担当者を対象に実施した「企業の雇用施策に関するレポート2026年版(2025年実績)」の結果を発表した。

「人材の定着」、「シニア人材の活用」が課題に

   調査では、中途採用担当者に、自社の人材課題として「人材の定着(A)」と「新規人材の確保(B)」のどちらに強い課題感を持っているかを聞いた。その結果、「人材の定着」は50.9%(「Aの課題感が強い」14.5%、「どちらかといえばAの課題感が強い」36.4%の合計)で、「新規人材の確保」は25.8%(「Bの課題感が強い」7.9%、「どちらかといえばBの課題感が強い」17.9%の合計)だった。「人材の定着」が、「新規人材の確保」を25.1ポイント上回った。

   また、「シニア人材の活用(A)」と「若手の早期戦力化(B)」のどちらに強い課題感を持っているかを聞いた。その結果、「シニア人材の活用が進まない」は44.2%(「Aの課題感が強い」16.2%、「どちらかといえばAの課題感が強い」28.0%の合計)で、「若手の早期戦力化」は28.7%(「Bの課題感が強い」8.9%、「どちらかといえばBの課題感が強い」19.8%の合計)だった。「シニア人材の活用」の課題が「若手の早期戦力化」を15.5ポイント上回り、若手育成以上にシニア活用が課題となっていることが明らかになった。

   マイナビは、「企業の人材課題は、新規採用数の確保に加え、在籍人材・採用人材の『定着』『活用』『戦力化』へと広がりつつあるようだ」と指摘している。

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