LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULLHOME'S」は2026年6月24日、5年以内に住宅ローン利用予定者を対象に実施した「住宅ローンに関する定期意識調査」の結果を発表した。「『金利上昇1.0%』が心理的防衛ライン」調査では、日銀の利上げ発表が住宅購入意欲に与える影響を調査したところ、「購入にやや慎重になった」が57.4%と半数を超えた。また、「購入を当面見送ることにした」と答えた人も6.5%おり、金利上昇が住宅購入検討者の心理に一定の影響を与えているようだ。一方、「購入意欲は変わらない」は36.2%で、LIFULLHOME'Sは「金利上昇は購入検討者にとってブレーキ要因になっているものの、購入を断念するまでには至っていないようです」と指摘した。住宅ローン金利がどの程度上昇すると購入に慎重になるかを聞くと、「1.0%まで上昇したら」が47.1%で最多となった。「0.5%まで上昇したら」(11.8%)を合わせると58.9%に達した。LIFULLHOME'Sは「多くの購入検討者にとって、『金利上昇1.0%』が心理的防衛ラインと言えそう」だと指摘した。住宅ローンの金利タイプ、「変動金利」が56.0%住宅ローンの金利タイプを聞く質問では、「変動金利」が56.0%で最多となり、利上げ発表後も低金利を重視する姿勢が続いている傾向だった。また、住宅ローンを選ぶ際に魅力を感じるポイントでは、「金利の低さ」が45.4%で最も多かった。次いで「初期費用の低さ」44.4%、「補償付き」43.5%と続いた。住宅購入に対する考えでは、「住宅ローン控除(減税率)が変わらないうちに買いたい」が39.6%で最多となった。一方、利上げが確実になったことで、「住宅ローン金利が上がる前に買いたい」は前回調査の42.7%から35.1%へ7.6ポイント減少した。次いで、「希望に合う物件が出たら買いたい」34.8%、「頭金が溜まるまで慎重に検討したい」が31.9%と続いた。住宅ローンを払い切れるかについて聞いた質問では、「大いに不安がある」が59.3%、「やや不安がある」が35.8%となり、合わせて95.1%が返済に不安を抱えていることが分かった。LIFULLHOME'Sは「過去調査からの推移を見ると、26年6月の利上げ発表によって突発的に不安が跳ね上がったものではなく、物価高や金利の先高観を背景に、購入検討者の返済不安はすでに限界近くまで高まっている状況」と指摘した。調査は2026年6月16日~17日にインターネットで行われ、対象者は5年以内に住宅購入、住宅ローン利用予定の25~49歳の男女。有効回答数は881人。
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