2024年 5月 1日 (水)

「未来のクルマ」を定義しよう
「若」対「壮」激論!クルマ談義(3)

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一番の有望株は「電気自動車」

これからの有望株は電気自動車(三菱自動車「i MiEV」
これからの有望株は電気自動車(三菱自動車「i MiEV」)

☆壮   でも、『iQ』は小排気量とはいえガソリンエンジンだね。これからは「環境への負荷を小さくする」ことを、クルマの定義に加えなければいけない。そうなると、動力源を変えてほしいな。いちばん有望なのは電気モーターだと思う。三菱の『i MiEV』やスバルの『R1e』は実際に電力会社の営業所で使われていて、1日4~50km使っても不都合がないそうだよ。

★若   電池を充電して走る電気自動車ですよね。まだ航続距離は数十キロのようですが、都市部の家庭は平日に数キロの範囲をちょこまか動いて、週末に少し遠出をする程度。電気自動車の航続距離で十分なはずですね。

☆壮   静かなことも魅力だろう。レクサスより静からしい。

★若   エタノールなどを電気に変える燃料電池は、まだ実用化が難しい。でも、電気自動車はもう各地で走行試験が行われていて、『i MiEV』なんかは今秋からアメリカでも試験を始めるそうです。ほんとに秒読みの段階だと思います。

☆壮   課題は電池なんだよね。今は重くてかさばるニッケル水素系の電池が主流だけれど、小さくて多くの電気を蓄えられるクルマ用のリチウムイオン電池が実用化されれば、一気に広がるだろう。

★若   でも、リチウムはレアメタルだから、資源上の制約を避けられません。バッテリーには、徐々に航続距離が短くなりやすい、という問題もあります。それに、電気自動車が普及して、みんなが充電したら、その分発電量を増やす必要があるでしょう。環境全体への負荷がどうなるか、トータルに考える視点を忘れてはいけないですね。

☆壮   そこは大事な視点だけれど、十分に利用されていない深夜電力を使って充電する人が多いだろうから、環境への負荷はかなり減るはずなんだ。ついでに言うと、三菱自動車の試算では、電気自動車の燃料代はガソリンエンジンの13分の1だそうだ。財布への負荷も、大幅に減るぞ。

★若   実用化された当初の価格は、ガソリンエンジン車よりかなり高くなるでしょう。でも、電気自動車は購入の際に補助金が出ます。そのうえ燃料代にそれだけ差があるなら、購入するメリットは大きいですね。それに安全上のメリットもあります。小さくて軽くなれば、電気自動車同士がぶつかっても重大事故が起きにくい。制限速度を下げれば、死傷者も減ると思います。

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