2019年 5月 27日 (月)

2万年前の「ラスコー壁画」展 最新テクノロジーでよみがえる

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   東京では毎月のように大規模展覧会が開かれている。その中でいま最も興味深い展覧会といえば、東京・上野の国立科学博物館で開催中の「世界遺産ラスコー展」だろう。

   なぜなら、展示されているのは約2万年前の洞窟壁画。人類最古級の芸術作品であり、今に至る様々なアートのルーツといえるからだ。

  • 再現されたラスコー壁画。会場は暗いが、写真撮影できる場所もある
    再現されたラスコー壁画。会場は暗いが、写真撮影できる場所もある
  • ラスコー展のポスター
    ラスコー展のポスター

近くの遺跡からクロマニョン人

   ラスコーの洞窟壁画は1940年、フランス南西部で地元の少年たちが偶然見つけた。地下に長く伸びる入り組んだ洞窟の側面や天井に、約600頭もの動物が描かれていた。当初は一般公開されていたが、1963年以降、保存のために閉鎖された。

   この一帯には多数の先史時代の遺跡がある。近くのクロマニョン洞窟では1868年、数体の人骨化石が出土し、クロマニョン人と名付けられた。元はアフリカにいたが、その後、世界各地に移動、ヨーロッパには数万年前に現れたとされる。現代人の直接の祖先であり、ラスコーの壁画もクロマニョン人のものと考えられている。

   それまでのネアンデルタール人と違って、クロマニョン人は技術や文化がかなり進化した集団だった。たとえば、糸を通すための穴を開けた骨針を作っていた。自分たちの衣服を裁縫していたことがうかがえる。遺跡からは、貝殻ビーズの帽子や動物の歯を加工したアクセサリー類も見つかっている。

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