2021年 6月 23日 (水)

■日本ダービー「カス丸の競馬GI大予想」
 エフフォーリア無敗2冠は確実か?

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。今週はいよいよ競馬の祭典、日本ダービー(2021年5月30日、東京競馬場、芝2400メートル)だじぇい。2018年に生まれたサラブレッド約7300頭のナンバーワンを決めるレースきゃすう。出走できるのはわずか17頭で、昔から「運のいい馬が勝つレース」と言われてきたじぇい。1番人気が予想されるのがエフフォーリア。皐月賞で3馬身差の圧勝だから、ここでもダントツの人気きゃすう。過去を見ても3馬身差以上をつけた馬は、ほとんどダービーも勝っているというから勝利は確実とみられるじぇい。でもガジュマル爺の本命◎は皐月賞で惨敗のヴィクティファルス、カスヨ姉さんは2着だったタイトルホルダーきゃすう。で、対抗〇にはエフフォーリアを選んでいるし、なんでエフフォーリアを素直に◎にしないのかわからないじぇい。選ぶならふつう、皐月賞とは別路線の組を選ぶできゃすう。本当に皐月賞組がエフフォーリアに逆転できるのか疑問だじぇい。ちゃんと説明してもらうきゃすう。

ダービージョッキーには簡単になれない?

   ガジュマル爺 エフフォーリアは確かに強いんじゃ。これでダービーを勝てば、1984年のグレード制導入後7頭目の無敗ダービー馬の誕生じゃ。カス丸が言うように、皐月賞では2着のタイトルホルダーを3馬身ちぎる圧勝。4戦負けなしで1冠目を制覇じゃ。ある程度先行したいこの馬にとって今度は1枠1番の枠も絶好で、天が味方しておるようなもんじゃ。父エピファネイアは、2013年のこのレースで惜しくもキズナの2着に敗れたものの、3冠目の菊花賞(GI、京都、3000メートル)、翌年のジャパンカップ(GI、東京、2400メートル)で優勝した名馬じゃ。正直、弱点らしい弱点は見当たらんのじゃが、あえて死角を探すなら、騎手じゃな。鞍上の横山武史騎手は若手ナンバー1の呼び声が高く、皐月賞の騎乗ぶりも最後の直線入口で先頭に並び、あっという間に抜け出すというスキのなし騎乗で立派じゃったが、今度はなんといっても「日本ダービー」なんじゃ。ダービー2回目の騎乗とはいえ、多くのベテランジョッキーがなかなか勝てず、また「何度乗っても緊張する」と語る特別なレースなんじゃ。どの騎手もダービージョッキーの称号を得るため、騎乗ぶりが普段より荒くなったり、馬に余計な負荷をかけてしまったりするんじゃな。ダービー5勝の天才、武豊騎手でさえデビューからやっと12年目でタイトルに手が届いたほどなんじゃ。今でも思い出すんじゃが、いまや日本を代表する騎手となった福永祐一騎手がダービーに初めて乗ったのが1998年のキングヘイローじゃった。あの時、福永騎手はデビュー3年目じゃ。1番人気が武騎手のスペシャルウイーク、2番人気がキングヘイロー、3番人気が横山騎手の父横山典弘騎手のセイウンスカイ。この3強の争いと騒がれておった年じゃ。3頭は皐月賞で1~3着。レースは皐月賞を逃げ切ったセイウンスカイが逃げるものと誰もが見ておったんじゃ、ところが1枠2番だったキングヘイローが押し出されるように先頭に立ち、鞍上の福永騎手もなんだか戸惑うような素振りがみえたんじゃが、ともかくそのまま逃げたんじゃ。スタンドからは「オオオーー」と聞いたこともないような大音声が上がったのを覚えておるわい。レースはそのまま進んで最後の直線でまず、2番手につけていたセイウンスカイがキングヘイローを交わすと、さらにその外からスペシャルウイークが一気に先頭に立って勝利したんじゃ。結局セイウンスカイは4着、キングヘイローは14着の惨敗だったんじゃ。このとき勝利したスペシャルウイークの武騎手はダービー初制覇だったんじゃが、デビュー2年目でダービーに初騎乗したものの、それから毎年のように騎乗しても勝てず、10回目のこの年に初めてダービージョッキーの称号を得たんじゃな。もっとも10回乗っていたといっても、毎回有力馬に乗れるわけではないから勝てるチャンスはもともと少ないんじゃ。武騎手もスペシャルウイークで勝利する2年前に大きなチャンスがあったんじゃ。それがダンスインザダークで臨んだときじゃ。この年はダンスが1番人気で、武騎手にとっては最大のチャンスだったんじゃ。レースは最後の直線で、ダンスが先頭に抜け出し、誰もが勝利を確信したときじゃ、外からあの伝説のダービー馬、フサイチコンコルドがとてつもない速さで突っ込んできてクビ差で勝利をもぎ取ったんじゃ。レース後、武騎手のコメントなんじゃが「一番強い馬でも必ずしも勝てない」。これは負け惜しみでもなんでもないんじゃ。つまりダービーというのは、ほかのレースとまったく違う別次元のレースなんじゃ。昔から「運のいい馬がダービーを制す」と言われてきたように、人馬の力を超えたところに勝敗の妙があるのがダービーなんじゃ。じゃから、今回いつもわしが言っておるように「競馬は強い馬が勝つ」というのは、ダービーだけには当てはまらないんじゃ。エフフォーリアは確かに一番強いとわしも思うが、それだけでは勝てんのがダービーなんじゃ。横山武史騎手はデビュー5年目じゃ。たしかにすでに関東のトップジョッキーになっておるんじゃが、あの武騎手が12年かかったものを果たして2回目でできるかどうか、疑問なんじゃ。キングヘイローで負けた福永騎手はその後「逃げる気はなかった。放心状態だった」と自分で語っておったくらいじゃ。その彼もダービーに勝てたのは、今から3年前のワグネリアンに騎乗したときじゃ。デビューからなんと23年、ダービー騎乗19回目での勝利だったんじゃ。ともかく日本を代表する2人の騎手がそのくらいかかっておるんじゃ。そう簡単でないことがわかるじゃろ。

   カス丸 爺の大演説でようくわかったじぇい。でも、皐月賞を圧勝した馬はほぼダービーも勝っているきゃすう。爺の本命がエフフォーリアに勝てる理由はどんなことだじぇい?

   ガジュマル爺 わしの本命◎ヴィクティファルスは、無敗のエフフォーリアに最も迫った馬なんじゃ。共同通信杯(GIII、東京、1800メートル)では、12頭立ての中団から33秒台の脚で追い込み、位置取りの差で勝ったエフフォーリアに及ばなかったんじゃがデビュー2戦目だったことを考えれば上出来じゃ! 3戦目のスプリングステークス(GII、中山、1800メートル)も15頭立ての9番手で4コーナーを回り、鋭い差し脚で勝利、皐月賞の切符を手にしたんじゃ。いい差し脚をもっておるんじゃが、その皐月賞は16頭立ての中団より後ろでレースを進めたのは、さすがにキツかった。ダービーで走る広い東京コースは合うはずだし、1枠2番の枠で、内はエフフォーリア1頭だけじゃから前に置きながらレースを進めればいいんじゃ。鞍上はオルフェーブルでダービーを勝っておる池添謙一騎手が続けて騎乗するわけじゃから、この馬への理解度は深まっているはずじゃ。

   カス丸 うーん、ほんとに勝てるのかよくわからないきゃすう。カスヨさんの本命◎タイトルホルダーも皐月賞2着で、エフフォーリアに完敗だじぇい。逆転の目があるってこときゃすう?

   カスヨ この馬はね、ともかくエフフォーリアよりも前で競馬ができるという点が強みなのよ。エフフォーリアは先行馬でしょ。しかも末脚も鋭いし、エフフォーリアよりも後ろから勝負してもなかなか勝てないと思うわけね。となると、前に行く馬にチャンスがあるわね。今回はバスラットレオンが逃げ馬でいるし、これがどのくらい飛ばすのかわからないけど、2番手あたりにつけるのがタイトルホルダーになるわね。その後ろ数頭の中にエフフォーリアが入ってくるはずだから、あとは抜かれないように走ることね。まあ鞍上の力が大切になってくるわ。ダービーは乗り替わりでは勝てないといわれているから、タイトルホルダーも引き続き田辺騎手が手綱を握るわ。2歳時は今回骨折で欠場になったダノンザキッドの陰に隠れていたんだけど、弥生賞ディープインパクト記念(GII、中山、2000m)で重賞を勝つと、皐月賞(GI、中山、2000m)も勢いそのままに2着だったわ。弥生賞好走馬というのは皐月賞よりダービーに直結しやすいため期待できるということね。

   カス丸 ふーん、でも皐月賞の時もエフフォーリアより前に行って最後は抜かれてしまってるじぇい。おんなじことがまた起こりそうきゃすう。たぶん、皐月賞組ではダメってことだじぇい。別路線組でエフフォーリアと対戦したことのない馬で強いのはいないきゃすう?

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