2024年 4月 19日 (金)

新型コロナ「飲み薬」そろってきた リスク「9割減」の新薬、価格が課題

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

飲み薬でも「格差」の懸念

   新型コロナワクチンでは、先進国と途上国の間で「ワクチン格差」が起きた。今も問題になっている。ワクチンは一回2000円程度だが、飲み薬は一回約8万円と高い。さらに格差が広がるのではないかと心配する声も出ている。

   ロイターはすでに10月19日、「メルクのコロナ飲み薬で格差再燃、低中所得国は確保困難も」という記事で懸念の声をまとめている。

   コロナ飲み薬を巡っては韓国内でも議論が起きている。韓国情報を伝えるWoW!Koreaは9月11日、「飲み薬タイプの新型コロナ治療薬が1人あたり8万円超え...『高くても先購入すべき』vs『理解できない』」という記事で、韓国内の複雑な反応を報じている。

   日経新聞によると、国内の製薬会社も飲み薬を開発している。塩野義製薬は9月末から最終段階の治験を始めた。感染初期の患者に投与して重症化を抑制するほか、発熱やせきなどの症状改善を狙う。安全性や有効性を検証した上で2021年中の承認申請を目指しており、22年3月までに国内で100万人分を生産する計画だ。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!