2024年 5月 4日 (土)

「もんじゅ」運転再開 大ボラか夢の計画か40年後の実用化

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関係者も「計画通りできるか……」

   では、世界注視の中で、出力ゼロから計画通り来年の出力40%、2年後には出力100%と進み、25年に実証炉、50年に実用炉へとつなげて行けるのかどうか。

   まず、現在の「もんじゅ」とは別の設計で、大幅なコストダウンを図ろうとしている。そのために、液体ナトリウムを循環させる機器を一体化し、配管を短縮させ現在の「もんじゅ」の4分の1に縮小させるという。

   それには配管にもより優れた耐久性能が求められるため、「高クロム鋼」を開発中という。こうした配管の新素材など25項目におよぶ革新技術の開発が必要だが、見通しは立っていない。

   計画に携わっている京都大の山名元教授は、「目標通りできるかどうか分かりませんというしかない」と言う。

文   モンブラン
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