「刑務所に入って!」母親から虐待の14歳 公判で悲痛な訴え

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   「どうして100回以上も殴ったの。本当に反省しているなら刑務所に3年ぐらい入って欲しい」

   虐待を受けた少年が加害者の母親宛てに書いた手紙である。裁判官が読み上げた14歳の少年の悲痛な訴えを番組が取り上げた。

   東京地裁で18日開かれた母親らによる次男のトイレ監禁事件初公判。母親は起訴事実を認めた。

   検察側冒頭陳述によると、母親の中島まゆみ被告(47)と元交際相手の川崎輝久被告(34)は、09年夏ごろから次男に日常的に暴力をふるい始めた。

   時には、角材を使って2人がかりで100回以上も殴ることがあった。今年2月には次男を電源を切った真っ暗闇の自宅トイレに9日間監禁し、食事は食パンとペットボトルの水しか与えなかったという。

   救出された時の次男は頭や顔を骨折し、肋骨が浮き出る痩せかただった。

なぜ角材で100回以上も殴ったの?

   公判には被害者参加制度によって次男も出廷した。なぜ厳寒のトイレに自分を閉じ込めたのか、いまだに信じられず本当のことを聞きたいと自ら希望して出廷したという。

全然反省になっていない

   傍聴席には母親の長男、長女、次女も姿を見せ、厳しい表情で2人の被告を見つめていたが、長男は川崎の主導だったとしながらも、重い刑を求めて情状証言を拒否している。

   検察側は懲役3年を求刑したが、番組のコメンテーターで弁護士の本村健太郎は、「執行猶予が付くかどうかが最大のポイントですね」と判決の行方について次のように言う。

   「下手をすればひどい結果になった可能性があり、次男が厳罰を希望していることを考えると実刑が相当でしょう。

   ただ、次男は子供だし、母親が世話をするしかないのではないか。母親が反省している気持ちを見せていることを考慮して、執行猶予が付く可能性も高い」

   キャスターのテリー伊藤はおさまらない。

   「(虐待の動機について)しつけのためと言い、まるで正義のような言い方をしており、全然反省になっていない」と怒る。

   判決は9月15日の予定だ。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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