小倉智昭の福島現地レポート-BGM「地上の天国」はチョットなあ…

印刷

   番組がはじまると、司会の小倉智昭はフクシマの南相馬市原町地区にいた。福島第一原発の警戒区域(半径20㎞)の1㎞手前だという場所だ。人気なく、津波で運ばれてきた波消しブロックが田畑に点在する「異様な光景」。そこに存在した2000戸の住宅は消えたという。

ベリンダ・カーライル「Heaven Is A Place On Earth」

   オグラの話が一段落し、映像がスタジオに切り替わると、そこは花がちりばめられたスタジオで、キラキラしたエイティーズサウンドが流れ出す。今春の番組テーマ曲、ベリンダ・カーライルの「Heaven Is A Place On Earth」である。

線量0・18マイクロシーベルト

   スタジオで留守番の笠井信輔アナは「オグラさん、どうしても大丈夫かなと思ってしまうんですが、放射線量などはどうなってます?」と、挨拶代わりに呼びかける。オグラは手にした線量計を示し、「思った以上に線量は少ない」。0.18マイクロシーベルトだった。

   その間もベリンダは「ウー、ヘブン~」と脳天気にリフレイン。震災を受けて、「元気がでる曲」との理由で選曲されたのは想像にかたくないし、「不謹慎」とは言わないが、フクシマの映像に「地上の天国」という取り合わせは、皮肉には感じられた。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中