2019年 2月 22日 (金)

厳重意見書突きつけられた日テレ「やらせ現場」

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   NHKと民放各社で作る放送倫理・番組向上機構(BPO)は、日本テレビ系が今年1月に放送した「news every.サタデー」(土曜夕方5時)のペットビジネスに関する放送が『やらせ』だったと意見書を公表したが、意見書には「やらせの現場」が詳しく報告されている。

取材先の社員「客」なりすまし

   この番組を作ったのは制作会社から派遣されているディレクター(31)で、 ペットサロンやペット保険の繁盛ぶりを紹介し、犬の飼い主に「本当に助かります」などと語らせていたのだが、この客は実は取材先の社員だった。ディレクターははじめペットサロンとペット保険会社に利用客の声を取材したいので紹介してくれるよう頼んだが、「社員以外は紹介できない」と断られ、「社員であっても利用してれば利用者であることに違いはない」と受け入れた。

   取材当日は同行のカメラマンが取材先の動物病院と「客」の自宅が車で1時間もかかることを訝り、ディレクターに疑問をぶつけたが、「ペット保険を扱っている動物病院はそれほど多くないので」不思議はないとトボけられてしまう。ロケバスにはディレクター、カメラマンの他に、ペット保険会社の広報担当者2人も乗っていたが、撮影後に客とされた飼い主も乗り込んできて、広報社員と親しげに保険会社まで乗ってきた。カメラマンは飼い主が会社に入るようなら関係者に違いないと目を配っていたが、ちょっと目を離した隙に見失ってしまったという。

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