樺太犬だけが活躍したTBSドラマ「南極大陸」無残な失敗

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   TBS開局60周年記念と銘打って、カネも人も存分に注ぎ込んだ日曜劇場「南極大陸」(日曜よる9時)だったが、視聴率20%を超えてなんとか面目をほどこしたのは初回と最終回だけで、後は10%台半ばをウロウロして、「ひとケタに落ちるんじゃないか」と心配される13%台が2回もあった。平均視聴率は18%と秋ドラマとしては「家政婦のミタ」(日本テレビ系水曜よる10時)に次いで2位に滑り込みそうだが、初回(22・2%)と最終回(22%)がなければ17%前後の平凡なドラマで終わっているところだった。

犬が「主役」のときは視聴率アップ

   木村拓哉の主演というのが売り物のひとつだったが、結局、活躍したのはキムタクではなく樺太犬だった。実際、10回の放送の中で比較的視聴率が高かったのは犬たちが活躍した回だった。第5話は13・2%と散々だったが、遭難したキムタクらを助けるためリキ、タロ、ジロが救助隊員を呼びに行く第6話は19・1%に跳ね上がった。第7話で再び13・4%に急落したが、犬たちが昭和基地に置き去りにされる第8話(15・0%)、置き去りにした犬たちが次々を死んでいく第9話(16・7%)とジワジワと戻し、ドラマ最大のヤマ場であるタロ・ジロの生存・再会でやっと20%台となった。もともと起伏の少ないストーリーで、最終回までをどう見せるのだろうという前評判通りの結果となった。同じ時間枠の春ドラマ「仁~JIN~」で平均視聴率21・28%を取ったTBSドラマとしては「完敗」と言えそうだ。(テレビウォッチ編集部)

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