2020年 12月 1日 (火)

知らない間に同僚が会話録音!社内は疑心暗鬼…広がる秘密録音トラブル

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   「広がる秘密録音社会」。なんだかおどろおどろしいが、これが今回のクローズアップ現代のタイトルだ。秘密録音とは、番組の定義によると、会話の当事者の片方がもう片方に黙って録音すること。第三者が会話を盗み聞きする盗聴とは別だそうな。

   何の事はない。昔からマスコミでも行われている隠し撮り、隠し録りと同じことのようだ。「秘密録音」をマスコミのような清く正しいノブレスが主に扱っていたうちはたいして問題はなかったが、今や無知で邪悪な一般大衆が広く濫用しはじめたのである。

出社するとまず盗聴発見器でデスク周りチェック

   この「秘密録音」のただしい使い方としては、弱い個人がパワハラや退職強要、DV、いじめなどに遭った場合に使えば、証拠となるので、「秘密録音で身を守ることができる」(国谷裕子キャスター)。

   一方の濫用ケースであるが、番組ではたいしてものは出てこなかった。ひとつは、裁判などで改ざんされるケースがあるというもの。もうひとつのケースは、疑心暗鬼の負のスパイラルを生み出す可能性である。ある会社で、社長ともめていた社員が辞めたのだが、どうやら社長の話をこっそり秘密録音していたらしいという。すると他の社員が自分も録音されているのではないかと疑心暗鬼に陥り、なかには毎日、盗聴発見器でデスク周りを探る者まで出ているそうな。

「いつどこで誰が自分の声を録音してるかわからない。不気味ですね」(国谷)

   自分の話したことを勝手に録音されては困る、嫌だ、不気味だ――という気持ちはたしかに自然な感情としてあるだろうが、一方では会社は公の場所であって、そこでたとえばメールなどでやりとりすれば、否でも応でも記録に残るわけだ。

   人はこれまで文字、文章を厳格化、神聖視しがちな反面、オーラルコミュニケーションには寛容であって、後に残らないというその特徴をいい加減に濫用してきた感は否めない。それはこのご時世、もはや通用しなくなりつつあり、たとえオーラルであっても記録されているものと肝に銘じるべきなのかもしれない。

ボンド柳生

NHKクローズアップ現代(2013年2月5日放送「広がる『秘密録音』社会」)

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